シャープが1978年にMZ-80K(キット版)を,1979年にMZ-80C(完成版)を発売.その後継機として1982年にMZ-700が登場しました.特徴は当時のPCはROMでBASICを内蔵していましたがこのMZシリーズはクリーンコンピューターと称して,RAMにOSを読み込む形式でした.ただ,当時はカセットテープで読み込んでいたため,BASIC起動までに十分コーヒーをいれることができました.
仕様
CPU |
Z80A 3.6MHz |
ROM | 4K |
RAM | 64K |
テキスト | 40×25字 |
グラフィック | 80×50ドット |
カラー | 8色 |
MZ-700 の思い出
専用モニターはなく,家庭用テレビに接続して使用していました.純正の持ち運び用トランクも発売されていたので,一式をトランクに入れ,当直のバイト先でテレビにつないで遊んでいました.4色プロッタプリンタで簡単な打ち出しも可能でした.グラフィックス機能と呼べるほどのものはなく,ゲームなどはキャラクタグラフィックで画面を構成していました.ビルディング・ホッパーは今でも記憶に残る力作でした.
X1 turboとは
シャープがパソコンテレビとして1982年にX1を発売.その後継機として1984年に漢字ROMを搭載したX1 turboが登場.スーパーインポーズという機能があり,テキスト画面,グラフィック画面,テレビ画面が同時に表示可能であり,テレビを見ながらゲームをしたりプログラミングをすることが可能でした.
仕様
CPU |
Z80A 4MHz |
ROM | 4K |
RAM | 64K |
テキスト | 80×25字 |
グラフィック | 640×400ドット |
カラー | 8色 |
X1 turboの思い出
2DDの5インチフロッピーでしたがテープに慣れた当時としては感動ものでした.OSはMS-DOSではなく,CP/MまたはBASICを使用していました.サラダの国のトマト姫ははまったアドベンチャーゲームでしたが,ラインが1本ずつ描写されるため,1画面を表示するのに要する時間は大変なものでした.このソフトはハドソンが製作しましたが,このハドソンはMZ-700,X1に使用されたHu-BASICの開発元でもあります.
III.PC9801(F2)
PC9801 (F2) とは
初めてFDD(2DD:640KB)を内蔵した98.漢字ROMを内蔵し,TEXT-VRAMに書けるので英数字と同等の速度で描画出来ました.当時の定価は ¥398Kでした.
仕様
CPU
i8086-2 8MHz
ROM
4K
RAM
128K
テキスト
80×25字
グラフィック
640×400ドット
カラー
8色
IV.PC9801(VF2)
PC9801(VF2)とは
i8086をパワーアップしたNECオリジナルのCPU(V30)搭載 機種です.5インチ2DDフロッピーディスクドライブを2基搭載していることがF2の由来で,5インチ2HDフロッピーディスクドライブ搭載機はVMの名称でした.当時の定価で ¥348Kでした.
仕様
CPU |
Pentium 200MHz |
ROM |
96K |
RAM |
32MB |
HDD |
2GB |
グラフィック |
1024×768ドット |
カラー |
16ビット |
LV21とは
移動用のパソコン(今でいうノートパソコン)としてLV21を購入.当時はラップトップパソコンと呼ばれていましたが,持ち運ぶには重過ぎ.また,液晶モニターはDSTNで見辛く,テトリスの落下が早くなると残像が残ってゲームどころではなく,結局モニターを購入して外付け.デスクトップマシーンとなりました.当時の定価で ¥345Kでした.
仕様
CPU |
V30 10MHz |
RAM |
640K |
テキスト |
80×25字 |
グラフィック |
640×400ドット |
カラー |
16色 |
PC-H98 とは
ハイレゾ・モード搭載の98.98とは名前だけで従来の98とは別物.32bitの“NESA(New Extended Standard Architecture)”バスを搭載した機種.ハイレゾリューションモードも実行可能で美しい画面でした.問題点はNECもサードパーティもH98を切り捨てたこと.こんなディスプレイやRS-232Cのコネクターどうして使えばいいのでしょうか?また,リファレンスディスクがあり,これでボードのリソースを登録するのですが,なくしたらボードもメモリーも変更できませんでした.
仕様
CPU |
i486SX 25MHz |
RAM |
3.5MB |
テキスト |
80×25字 |
グラフィック |
1120×750ドット |
カラー |
256色 |
PC-HD300R |
外付けHDD |
PC-OD301R |
外付けMO |
PC-H98 の思い出
高価なマシンでmonitor抜きの定価が¥1145Kでしたが,中の配置は極めて美しく整然としていました.Windowsも3.1がサクサク動きました .Windows95も動作保証はされていましたが,16色表示のみで画像は扱えませんでした.周辺機器も高価で,PC-HD300Rが¥298Kと今ならノートパソコンが買える価格でした.
VII.PC9821(Bs/U7W)
PC9821(Bs/U7W)とは
名前は9821でも中身は9801.640X400(16色)が9801仕様を証明しています.当時の定価で238Kでした.OSはWindows3.1でしたが,ややパワー不足なのでCPUアクセラレーター(アイ・オー・データ:PK-586X3)を装着.Windows95も動作可能でした.当時のネットならこれで十分機能していました.
仕様
CPU |
i486SX2 33MHz |
RAM |
16MB |
テキスト |
80×25字 |
グラフィック |
640×400ドット |
カラー |
16色 |
PC9821(Bs/U7W)の思い出
3.5FDDがひとつでは面倒なので増設(PC-9821B-E01).RAM(メルコ:EFB)およびHDDも増設(メルコ:DNB-340)しましたが,当時のHDDは340Mで\47Kでした.今は250Gで\10K前後と隔世の感があります.1年ほどで増設HDDが不良となりましたがぎりぎり保証期間内であり交換できました.HDDの容量が目いっぱいとなり,さらに外付けで追加しました(メルコ:DSC-828S).Windows3.1から95への激動の中でのマシンでした.
PC9821 (V20) とは
Pentium200MHz搭載でWindows95は問題なく動きます.
仕様
CPU
Pentium 200MHz
ROM
96K
RAM
32MB
SDRAM
SD4100-32M
HDD
2GB
グラフィック
1024×768ドット
カラー
16ビット
PC9821 (V20) の思い出
初めてのPCI搭載機.とりあえずグラフィック・ボード (GA-PGDX4/98PCI)をPCIに挿してグラフィックを強化し,メモリーを64MBに増設.ワープロ用に使用していましたが遂に昇天.最後の98でした.
Aptiva とは
IBMが家庭用に設計したパソコンでPentiumを採用したS-seriesとK6を採用したE-seriesがありました.音声認識プログラムも付属していましたが,まだまだ使い物にはならない印象でした.マザ−ボードはAT仕様です.
仕様
CPU | K6 233MHz |
RAM | 64MB |
HDD | 3.2GB |
グラフィック | 1024×768ドット |
カラー | 16ビット |
Aptiva (E1A) の思い出
Windows98用に購入.ワープロ,集計表程度ならストレスなく動いていましたがマザーボードが昇天.キーボードもマウスも認識できずBIOSが立ち上がらない状況に.マウスのコードが以上に熱くなっていたのでショートして過電流がマザーボードに流れた可能性があります.愛用してきましたが引退となりました.この機種は初めてのDOS/V機ということでPC98に慣れ親しんできただけに不安でしたが,非常に安定していました.IBMはしっかりしたサポートで,IBMのホームページではいまだにドライバーはもちろんのこと,ケースの開け方まで細かく解説しています.日本のメーカーもぜひ見習って欲しいと思います.また,K6は数値以上に健闘していました.以後,AMDのCPUを愛用しています.
Presario とは
ショップで机から落としても壊れないのはIBMとコンパックのノートといわれ購入しました.
仕様
CPU K6-2 333MHz RAM 32MB HDD 3.2GB Graphic 800×600ドット カラー 16ビット
Presario の思い出
JBL Pro Audioスピーカの割には音は今ひとつ.液晶は12.1インチ HPA カラー液晶でしたが,TFT液晶と比べてもそれほど遜色はありませんでした.
XI.Mebius (MN-395-C3E)
Mebius とは
12.1型低反射ブラックTFT液晶を搭載し,液晶の見やすさで購入決定.X1-turbo以来のSHARP製品です.OSはWindows98SEですが,BIOSのバージョンアップでWindows2000が使用可能です.サウンドドライバや内臓モデムのドライバもダウンロード可能です.
仕様
CPU | Celeron 333MHz |
RAM | SDRAM 64MB→128MB |
HDD | 4.3GB→HITACHI IC25NO30ATCS(30G) |
FDD | MITSUMI D353G |
Graphic | 800×600ドット |
カラー | 16ビット |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
7642 |
13310 |
13911 |
5368 |
6954 |
7574 |
29 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
9555 |
18981 |
1153 |
25 |
13192 |
6441 |
2083 |
Mebius の思い出
持ち歩き用には便利な12インチの小さめなノートですが,表示は今となっては手狭に感じます.HDDを30Gに,メモリーを128MBに増設し ,1.2MのFDが読めるので重宝していましたが,さすがに力不足で引退しました.
組立後動作が不安定で,画像のフリーズが頻発.結局Gigabyteのマザーボード(GA-5AX)と最初使ったNVIDIAのTNT2との相性問題が原因と判明し,VooDoo3に変更してからは安定していました.その後Easy CD Creatorの動作が不安定になりましたがAopenのsound cardをX-waveに交換後は特に問題なく動作しています.K6はよくできた石だと思いますが,さすがに最近のソフトには荷が重く引退となりました.
構成
CPU | AMD | K6-2 500 |
M/B | Gigabyte | GA-5AX |
Memory | no brand | PC100(cl2)128M |
G/B | NVIDIA→3dfx | TNT2→VooDoo3 2000 |
HDD | Quantum | Fireball lct08 |
FDD | Panasonic | 2-mode |
Sound Card | Labway | X-wave 5000 |
CDRW | I/O DATA | CDRW-AB428 |
CD-RW | Acer | CRW-1208A |
MO | I/O DATA | MOF-230W/SPCI |
Printer | Epson | PM-600C |
VooDoo3はよくできたG/Bだったことがわかります.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
16902 |
24303 |
15506 |
13048 |
5468 |
9912 |
84 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
32351 |
22355 |
2256 |
463 |
20512 |
20165 |
21448 |
たいした動画は扱わないので速度的に不満はありません .M/Bで少々苦労しましたが,Thunderbirdはいまだ現役で活躍中です.発熱の問題を除けばよくできたCPUです.電源はMaxpoint の電源トラブルの際に交換した Seventeam 製の電源を使用.
構成
CPU
AMD
Athlon 1G
M/B
ECS
K7VZA→K7S5A
Case Task TK-6900 Power Seventeam ST-300HLP Memory no brand→Samsung PC100 128M×2→PC3200(cl3)256M×2 G/B NVIDIA→ATI→3dfx GeForce2 MX→Radeon VE→VooDoo3 2000 HDD Seagate ST340823A FDD Panasonic 2-mode Sound Card on board DVD-ROM TOSHIBA SD-R1312 MO Mitsubishi MK640FC Monitor Samsung SyncMaster 753DF Printer Epson PM-920C Scanner Canon CanoScan D660U
HDBENCH Ver 3.30 (K7VZA & NVIDIA GeForce2 MX)
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
22535
40426
48851
14328
16379
21904
74
Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
36763
43934
6893
396
30011
15216
16933
G/Bに NVIDIA GeForce2 MX を使用した際はグラフィック機能はまずますでしたがHDDのスピードが上がらないのが悩みの種で した.不思議なことにG/Bを Radeon VE に変更したところ,グラフィック機能は低下しましたがHDDのスピードは改善されま した.K7VZAとG/Bの相性でしょうか?
HDBENCH Ver 3.30 (K7VZA & Radeon VE )
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
23541
40556
49470
14734
16733
21803
29
Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
21552
28985
6531
228
28108
28193
20667
また,組立2カ月後頃よりタイマーが遅れ始め,ついには起動時以外は動作せず.BIOSの変更は保存されているのでまさかとは思うも念のため電池を交換.以後は遅れもなく正常に動作し,結局CMOSの電池切れと判明.新品でも油断していけないとの教訓でした.
PS1:ところがまたもやタイマーの遅れが出現.M/Bの交換となりましたが,交換品が何とVer1.0で帰ってきました.これではATA66までのサポートなので再度交換.結局3週間ほどかかりましたが,初期不良で同様の症状が出るM/Bがあるようです.今は桜時計で起動時に時間を調整しています.M/Bの電源周りが弱いのでしょうか.
PS2:今度はkeyboardを認識しなくなり,BIOSすら変更できない最悪の状況に.これでK7VZAを断念し,K7S5Aに変更.色々うわさの多いM/Bなので電源が入るか否か心配でしたが,何の問題もなく起動.HDBEBCHでもそこそこの値を出しています(Copyの異常な低値はOSの影響と思われます).なお,Windows 2000を使用している方はBIOSの更新を怠らないように.FDDのDATAが飛ぶ可能性があるそうです.これだけ安定しているのなら,今度はSiS745でも買おう かという気にさせます.USBが1.1であるため外付けHDDを使用するにはさすがに厳しく,PCI 接続USB2.0拡張ボード(PCI-U205P)を使用したところ快適に動作しています.K7S5AのUSBは少々動作が怪しいので,むしろPCI 接続にした方が安定する可能性もあります.
HDBENCH Ver 3.30 (K7S5A & Radeon VE )
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
20337
42585
51816
17354
15290
23127
29
Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
24195
29734
7738
232
27772
23885
2286
メモリーをSDRAM(256M)からDDR(512M)に変更したところ,体感的には別物のように速くなりましたが,HDBENCH ではさほど変わらず,容量増設が効いているようです.
HDBENCH Ver 3.30 (K7S5A & VooDoo3 2000 )
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
19224
42536
51771
17039
18583
24446
59
Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
31115
24920
5915
75
15924
25943
4473
9年間にわたり頑張ったThunderbird ですが,2010年4月で現役引退となりました.
コアに記載されている内容から性能がわかります.Athlonのコアには下のような記載があります.
例:A1000AMT3B
AXIA0108CPAW
Y6053580057
最初の1行は以下のような内容です.
A:CPU(A=Athlon/D=Duron)
1000:クロック数
A:パッケージタイプ(A=SocketA,M=SlotA)
M:コア電圧(S=1.5V,U=1.6V,P=1.7V,M=1.75V,N=1.8V)
T:上限温度(Q=60℃,X=65℃,R=70℃,Y=75℃,T=90℃,S=95℃)
3:セカンドキャッシュ(2=128KB,3=256KB)
B:FSB(B=200MHz,C=266MHz)
次の行の最初の4文字がステッピングを表わし,AXIAコアで 製造時期がが2001年の06週と分かリます.このAXIAコアはオーバークロック耐性が高いと評判のコアでした.
最後の行は製造番号と思われますが,最初の文字が耐性を表わすといわれていますが詳細は不明です.
download とCD-R 用に使用していましたが,現在は引退.組立後電源を入れるといきなり sync out of range の文字がディスプレイ上をスクリーンセーバーのように浮遊.BIOSも起動せず呆然.リセットボタンを押すタイミングで何とかBIOSを起動.まずOSのインストールを試みるもWindows98,Meのいずれもインストール中にSTACK OVERFLOW ERRORの文字が出てハングアップ.Gigabyteは安定しているという評判だったのにとまたもや呆然.色々試行錯誤しているうちにもしやメモリーではとメモリーを交換.すると 何事もなかったかのようにインストールは進行し無事終了.問題のメモリーはK6号で は異常なく作動することより,メモリーの相性は本当にあるのだと実感.3日間悩みました.
構成
CPU
AMD
Duron 800
M/B
Gigabyte
GA-7VMM
Memory
no brand
PC133(cl2)256M
G/B
on board
HDD
Seagate
ST340823A
FDD
Panasonic
2-mode
Sound Card
on board
DVD-ROM
Pioneer
DVD-119VAE
CD-RW
Acer
CRW-8424
Monitor
Mitsubishi
RDS151X
on board のため当然グラフィック機能は劣りますがHDの転送速度は満足のいくものです.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
20994 |
31732 |
38309 |
11827 |
12383 |
18413 |
21 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
14101 |
18400 |
3235 |
120 |
27452 |
27139 |
23690 |
MorganコアのDuron1Gを衝動買い.M/BはドスパラのベストセラーM7VKQですが,コストパフォーマンスは非常に良いと思います.
構成
CPU
AMD
Duron 1G
M/B
BIOSTAR
M7VKQ
Memory
no brand
PC133(cl2)256M
G/B
on board
HDD
Seagate
ST320423A
FDD
Mitsumi
2-mode
Sound Card
on board
DVD-ROM
Samsung
SD-608
CDRW
I/O DATA
CDRW-AB428
CDRW
Acer
CRW4406EU
特にトラブルもなく安定して稼動 していましたが,現在は譲渡され詳細不明.このM/Bが安定していたことより,以後BIOSTARとのお付き合いが始まりました.BIOSTARはホームページにすべてのマザーボードの新旧ドライバーが置いてあるため安心です.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
17420 |
42843 |
52119 |
14473 |
17809 |
23339 |
24 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
24780 |
24344 |
5555 |
192 |
19385 |
17709 |
1440 |
初のRAIDですが,指摘されているようにSeagateのHDDはRAIDにはむいていないようで,思ったよりbenchがのびませんでした.発熱量も評判通り大きいと思われ,Sisoftware SandraではBoard temperature 48.0C,CPU temperature 50.0C,HD temperature 52.0Cと表示され,これを信用するならCPUよりHDDの方が温度が上昇していることになります.
今のところ大きな問題はありませんが,シャットダウン時にUSB接続しているMOのアクセスランプが点灯して消えないことです.この問題に関しては,USB接続している光マウスやスキャナーの電源が落ちないといった不具合が報告されていますがメーカーは仕様といっているようです.バグのような気もしますが.
構成
CPU |
AMD |
Athlon-XP 1800(Palomino) |
M/B | GIGABYTE | GA-7VRXP |
Case | Cathay | CI-6811 |
Power | HEC | 300LR |
Memory | no brand | PC2100(cl2.5)512M |
G/B | ATI | RADEON VE-AGP64C |
HDD | Seagate | ST3120022A |
HDD | Seagate | ST360021A |
HDD | Seagate | ST360021A |
HDD (外付け) | IO DATA | HDA-iU120 (120G) |
FDD | Teac | FD-235HF |
Sound Card | on board | |
DVD-ROM | Pioneer | DVD-104S |
CD-RW | NEC | NR-7800B |
Monitor | e-yama | 15LN1 |
Scanner | Canon | CanoScan N676U |
HDBENCH Ver 3.30DBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
35706 |
65851 |
80113 |
21590 |
33627 |
37349 |
59 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
50524 |
46126 |
11720 |
394 |
58480 |
34664 |
10564 |
RAIDのbenchが思ったよりのびなかったのでRAIDを解除.ひとまずAthlon-XP 1800とGA-7VRXPで組んでみてHDBENCHをみたところがっくり.RAIDを解除した後のHDDは何か不都合があるのでしょうか.しばらくCD焼きに使用 していましたが,引退となりました.
HDBENCH Ver 3.30DBENCH Ver 3.30
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
27070
68185
80114
21488
28099
34699
59
Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
50200
45763
12190
394
20732
28124
4298
microATXで組んでみました.Athlonは発熱が心配だったのでCeleronを選択しました.居間の片隅に置くのに程よい大きさです. 騒音も気にならない程度です.
構成
CPU |
Intel |
Celeron |
M/B | BIOSTAR | P4TDQ |
Case | Z-100 | |
Power | 200W | |
Memory | Elixer | PC2100(cl2.5)512M |
G/B | on board | |
HDD | Seagate | ST3160021A (160G) |
FDD | Teac | FD-235HF |
Sound Card | on board | |
DVD-R | I/O DATA | ABH16W |
BENCHはあまり期待していなかったのですが,グラフィック描画性能以外はまずまずの値(メモリーの値は?)で,実感でも特に遅いといった感じはありません.HDDが手狭となったため160Gに変更.M/Bがビッグドライブに対応しているか心配でしたが,問題ありませんでした.ただ古いバージョンのIntel Application AccerelatorをインストールしたところHDDの動きが怪しくなりHDBENCHも完走できなくなりました.アンインストールによりHDDの動きは正常化したことより,古いバージョンのIntel Application Accerelatorはビッグドライブには対応しきれていないようです.
長らく活躍していましたが,ケースとHDDを残して引退となりました.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
33289 |
45726 |
76062 |
98212 |
33586 |
67965 |
74 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
19311 |
24000 |
3934 |
304 |
47472 |
37869 |
4491 |
XVIII.LaVie(LL5504DA)(2003/02-)
青と白のお洒落な外見に引かれて購入.NECもその気になればお洒落なマシンが. 体感的にやや遅かったのですがmemory増設で改善.
仕様
CPU
AMD
Athlon XP-M 1400+
Memory
PC2100(cl2.5)256M × 2
G/B
ATI
RADEON IGP 320M
HDD
TOSHIBA→HITACHI
MK4018GAS→HTS541260H9AT00
FDD
3-mode
Sound Card
on board
DVD-ROM
TOSHIBA
SD-R2212
Printer
Epson
PX-A620
グラフィック描画はまずまずですが,HDDのアクセスが遅いのがやや気になります.ノートのHDDはこんなものなのでしょうか.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
19796 |
50955 |
61975 |
15050 |
25290 |
27830 |
29 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
27980 |
30178 |
8713 |
397 |
18655 |
19544 |
994 |
割と安定していましたが突然極端にスピードダウン.HDBENCHでみてみるとさらにHDDのアクセスが低下.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
14896 |
50942 |
61971 |
14997 |
24977 |
27221 |
60 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
28921 |
18911 |
9238 |
392 |
5605 |
6082 |
1290 |
尋常ではないとディスクをチェックしてみると不良セクタが検出されました.HDD交換を試みましたが,キーボードまではずさなければ交換できず,ずいぶん手間取りました .
キーボードをはずします | ここにHDDが | HDDよりDATAを抜き出します |
苦労した甲斐があってHDDの回転数が4200rpmから5400rpmに,バッファが2MBから8MBに強化されたため,3.5インチのHDDには及びませんがそこそこのスピードは出ています.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
21798 |
50944 |
61965 |
14897 |
24419 |
26313 |
29 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
28380 |
18178 |
9113 |
393 |
29714 |
22917 |
2581 |
しばらくは順調に動いていたものの,突然にキーが暴走し,BIOS画面でも同症状となり修理に.調査の結果キーボードおよびマザーボ−ドの不具合で,修理代を考え引退となりました.
XIX.自作機7号(Thoroughbred号)(2003/05/22-)
現在のスーパーサブ.当初はネット・サーフィン用で,あまり速さは必要なかったのですべてオンボードのマザーです.発熱はthoroughbredに期待しています.HDDはRAIDの片割れの使いまわしでしたが,これが事の始まりでした.RAIDの設定を解除せずにHDDを取り外してしまったためにおそらくアレイ情報が残ってしまったのでしょう.フォーマットするとHDD(ST360021A)を120Gと認識し,フォーマットの途中でハングアップしてしまいます.low level formatを施行したところ一応60Gと正常に認識しましたが不安なのでマスターをST380011Aに変更し,スレーブにDATA保存用として6Y120L0を追加しました.これで順調にいくかと思われましたが,ST380011Aが突然認識不可に.他のマシーンでもST380011Aを認識せず,結局初期不良でST380011Aの交換となりましたが本当に初期不良であったか否かは不明です.マザーの不良も疑いましたが電源の可能性も考えミネベア製の電源に交換 (Varius WPS-300のOEM).以後は問題なく稼動しています.電源が安定しなかったためHDDがクラッシュした可能性も考えられます.BIOSTARは期待通り安定していて,非常にコストパフォーマンスに優れたM/Bだと思います.疑って申し訳なく思っています.
構成
CPU |
AMD |
Athlon-XP 1800(thoroughbred) |
M/B | BIOSTAR | M7VIG Pro |
Case | Task | TK-6900 |
Power | Minebea | NMB-SPW1908(300W) |
Memory | Nannya | PC2100(cl 2.5)256M |
G/B | on board | |
HDD | Seagate | ST380011A(80G) |
FDD | Teac | FD-235HG |
Sound Card | on board | |
DVD-RW | NEC | ND-2500A |
現在は主にエンコードとDVD焼きに使用中.ND-2500Aは安定していて,今のところコースターはできていません.
HDBENCH Ver 3.30DBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
29795 |
67906 |
77667 |
19345 |
25077 |
30378 |
29 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
29376 |
27337 |
6494 |
182 |
45168 |
38994 |
2289 |
Thunderbird がさすがにアプリケーションをこなすには苦しくなったため,thoroughbred号と合体させ,現在はパーツのチェック用として使用しています.
構成
CPU |
AMD |
Athlon-XP 1800(thoroughbred) |
M/B | BIOSTAR | M7VIG Pro |
Case | DIGITAL COWBOY | DC-ACPCD2/C |
Power | Seasonic | SS-300FS |
Memory | Samsung | PC3200(cl3)256M×2 |
G/B | on board | |
HDD | Seagate | ST380011A(80G) |
FDD | Samsung | SFD-321B |
Sound Card | on board | |
DVD-RW | NEC | ND-2500A |
Monitor | Toshiba | B1770NSLD |
HDBENCH Ver 3.30DBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
29859 |
65576 |
79778 |
19447 |
23893 |
31324 |
0 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
23924 |
21000 |
6254 |
135 |
50000 |
36196 |
4388 |
HDBEMCHをみてみるとDirectDrawが0となってしまいましたが,これはon boardのS3 ProSavageDDRの旧ドライバーがDirectX 9.0に対応していなかったためで,ドライバーの更新によりDirectX 9.0に対応可能となりました.
HDBENCH Ver 3.30DBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
31018 |
65535 |
79760 |
19245 |
25691 |
30490 |
37 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
26560 |
24560 |
6320 |
252 |
50000 |
41190 |
4260 |
XX.HP (nx9005)
新聞の広告で限定セットの文字につられてついつい購入.発売直後,5000台限定でDVD-ROM/CD-RWコンボドライブへの無償アップグレードキャンペーンを実施.2日で完売したため,その後2000台を追加販売しましたが,すぐに完売したそうです.USBが1.1と遅いため,USB2.0カードで強化.HDDのアクセスがやや遅い点と液晶の品位がさほど高くない点を除けば特に不満はありません でしたが,2年ほどで電源が入らない状況になり,結局M/B交換となりました.
仕様
CPU
AMD
Athlon XP-M 1800+→Athlon XP-M 2600+
Memory
Nanya
PC2100 256M→PC2700 256M+512M
G/B ATI RADEON IGP 320M Graphic XGA 1024×768ドット HDD Hitachi DK23EA-30(30G)→ HTS541260H9AT00(60G) FDD 1.44 MB 3-mode Sound Card on board DVD-ROM HLDS GCC-4240N USB2.0カード 玄人志向 USB2.0N-CB HDBENCH Ver 3.30
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
20665
64360
78652
15050
26518
27835
29
Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
28380
33359
9833
393
21341
8541
1528
M/B交換後動かすと動作が機敏になったような気がするので早速チェックしてみると,数値的にも向上していました.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
25192 |
85021 |
103391 |
15917 |
27332 |
29677 |
29 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
28522 |
34524 |
11257 |
387 |
21612 |
16151 |
2091 |
特にCPUが改善していましたが,よくみてみるとCPUがmobile AMD Athlon(tm) XP 1800+ から mobile AMD Athlon(tm) XP2600+ に変更されていました.旧製品の在庫がなかったせいでしょうが,少し得した気分でした.
特にトラブルもなく動いていましたが,時計の大幅な遅れが出現.CMOSの電池切れと判断し,軽い気持ちで交換することとしましたが,これが一筋縄ではいきませんでした.まず,ML-1220 という特殊な充電池が使用されているため,近場で入手できず,通販で取り寄せ.
パソコンの電池の位置が基盤の裏側であり,全分解しやっと電池の交換が終わりました.
XXI.自作機8号(Barton号)(2004/04-)
最後の32bit Athlonですが,従来に比べてOSの起動が速くなった気がします.重いソフトもThoroughbred(1800+ですが)に比べると体感でも速度は上がっているように感じられます.非常にコスト・パフォーマンスに優れたCPUです.次はいよいよ64bitですがOSが対応してくれないことには.
内蔵HDDが120G×2,外付けHDDが80G,160G,250G×3,320Gの計1470Gとなり,ファイル・サーバーとコーデック専用マシーンとなっています.Maxtorの調子が悪く不良セクタもみられたので,HDDは消耗品と考えHDT722525DLAT80に交換.ところがビッグドライブの壁に当たり137G以上は認識されず,これはGA-7VT600の仕様によるものと思われます.BIOSを書き換えてもビッグドライブを認識する保証は無いので,遊んでいたST3120026Aを内蔵とし,HDT722525DLAT80は外付けのHDDとして使用することとしました .しばらくして,Logitecの外付けHDDの動きがあやしくなりました.チェックしてみるとやはり不良セクタが出現.IO DATAのHDC-U250も不良セクタが出現し,廃棄処分となりました.最近のHDDは脆くなったのでしょうか.ファイル・サーバーとしては不安であり,これもHDT725032VLAT80に交換となりました.HDDが落ち着いたら今度はDVDドライブが不安定となり,「UDFイメージをDVDへ書き込みできませんでした」とのエラー・メッセージが 出現するようになり,この状況はライティング・ソフトを変えても改善せず,結局ドライブを入れ換え解決しました.
構成
CPU
AMD
Athlon XP 2500+
M/B Gigabyte GA-7VT600 G/B Maxtor→NVIDIA GeForce2 MX→ GeForce4 MX 4000 Sound Card
on board
Case Task TK-6900 Power Scythe SCY-400A-AG(400W) Memory Lei + Infineon PC2700(cl2.5)526M + PC2700(cl2.5)256M×2 HDD Seagate ST3120026A(120G) HDD Seagate ST3120022A(120G) HDD (外付け) IO DATA HDA-iU160M(160G) HDD(外付け)
IO DATA
HDC-U250(250G)
FDD
Panasonic
JU-256A346PC
DVD-RW→DVD-RAM
Pioneer→LG
DVR-105→GSA-H44NSL
TVtuner
SKnet
Monster TV 2000XP
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
36368 |
81239 |
95556 |
26656 |
37821 |
43604 |
60 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
34172 |
47000 |
11900 |
508 |
52377 |
42000 |
2388 |
コーデックマシーンとしては荷が重くなってきたので,ネット閲覧用にとOSをクリーン・インストールし始めたところ,突然が画面が表示されなくました.結局グラフィックボードの故障と考え,交換したところ無事起動するも,HDBENCHではむしろ数値が低下するという,残念な結果になり,引退となりました.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
32674 |
78455 |
95446 |
26604 |
33320 |
41445 |
4 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
23545 |
13525 |
8300 |
133 |
49612 |
37222 |
5000 |
XXII.自作機9号(Winchester号)(2005/02-2021/06)
64bitAthlonです.順調に組み終わり電源を入れたところ,一旦はCPUが動くのですがすぐに止まってしまい画面には何も表示されず,警告音が発生.ジャンパースイッチ,G/B,メモリーをチェックしても原因は不明で,結局就寝となりました.M/Bをよく見てみると電源入力コネクタが2個あり,どうもCPUには12V田コネクタより供給されるようです.今まで12V田コネクタはPentium4のための電源と思い込んでいたため盲点でした.2カ所電源ケーブルを接続したところ問題なく起動しました.
ケースの上に見えるのがGuru Clockで,これが欲しいためにこのマザーにしました.このGuru Clockでオーバークロックやハードウェアモニターができます.コア90nmプロセスとCool'n'Quietによる低発熱を期待していましたが,Cool'n'Quietを導入しても効果はみられません.BIOSをチェックするとなんとPower Management SetupでCool'n'Quiet TechnologyがDisabledになっていました.これをEnabledに変更したところ,電源オプションのプロパティにCool'n'Quietの設定が出現.やっとCool'n'Quietの効果が得られ,CPU温度は10℃ほど低下し体温程度になりました.
次の問題はまたもやビッグドライブの壁でした.このM/BはレジストリのHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Atapi\Parametersに新規にDWORD値を作成し,EmableBigLba=1(16進)と設定することによって,ビッグドライブが使用可能となり解決できました.
構成
CPU |
AMD |
Athlon64 3000+ |
M/B | ABIT | AV8-3rd Eye |
Case | SKYTEC | SKII-180SW |
Power | ZUMAX | ZU-400W |
Memory | Transcend | PC3200(cl3)512M×2 |
G/B | ATI | RADEON 9200SE 128M |
HDD | Seagate | ST380011A(80G)→ ST3500418AS (500G) |
HDD(外付け) | Seagate | ST380011A(80G) |
HDD(外付け) | HGST | HDT722525DLAT80(250G) |
HDD(外付け) | Logitec | LHD-HA250U2V(250G) |
HDD(外付け) | IO DATA | HDC-U250(250G:SP2514N) |
FDD | Teac | FD-235HF |
Sound Card | on board | |
DVD-RW | NEC→Pioneer | ND-3520A→DVR-105 |
MO | Fujitsu | FMO640USB3 |
HDBENCH Ver 3.30 (Cool'n'Quiet非起動時)
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
43465
85661
100492
98008
74115
125593
60
Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
34345
47561
10520
508
46779
39223
2646
ところがCool'n'Quietは良いこと尽くめではありませんでした.体感的には感じませんでしたがHDBENCHを走らせてみると明らかな性能の低下がみられました.CPUなど数値的にはAthlon(Thundebird)1G程度まで落ちています.数値的なものだけなのか,実際にアプリケーションも速度が低下しているのか,様子をみてCool'n'Quietの使用を考えてみようと思っています.
HDBENCH Ver 3.30 (Cool'n'Quiet起動時)
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
33676
47583
55801
56339
60800
73778
60
Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
33123
45531
10380
448
46779
38994
2890
やや五月蝿いのでCPUファンをリテールからTR2-R1(Thermaltake)に変更しましたが,またもやトラブルが発生しました.まず,リテールのCPUクーラーを外してみると,M/BよりCPUが消失.おそるおそるシンクの底を見ると,何とCPUが一緒に外れてしまっていました.コア剥き出しのころのAthlonは少し暖めればすぐ外れましたが,ヒートスプレッターが付いたことによりコア欠けの心配はなくなりましたが,CPUがCPUクーラーと一緒に外れてしまうことがあるようです(通称スッポン).しばし呆然とした後,気を取り直してピンを見てみると,幸いなことに折れたり曲がったりはしていないようなので,マイナスドラバーをCPUとシンクの間に差し込んで外しました.折るような気持ちでCPUをセットしなおして電源を入れたところ ,ビープ音が鳴り響き,がっかりしていましたがOSは普通に起動.不思議に思いながらとりあえずBIOSをチェックしたところ,ABIT EQにFan Speed Monitoring があり,そこにBeep Enableの項目がありました.このCPU Fan Speed のLow Limit の設定をdefault の1200 RPMから960RPMに変更したところ,ビープ音は嘘のように消失しました.結局TR2-R1の回転数が低いためのビープ音だったようで,CPUは無事だったようです.苦労しましたがCase Fanも静音タイプに取り換えたので,満足のいく静かさとなりました.CPUの発熱は μGURU でみると,アイドリング時は体温程度,動作時は40℃後半,高負荷時は50℃後半となっています.なお,いずれもCPU Fan Speed は1400 RPM前後です.
本体のHDDが手狭のため入れ換えとなりましたが,これが思わぬ苦労でした.まずBIOSでSATAのHDDを認識しません.これはBIOSの Bootable Add-in Device を Onchip SATA RAID に設定することにより解決しました.次にOSをインストールする際にF6を連打します.すると,Setup could not determine the type of one or more mass storage devices installed in your system と表示されるので,ここでSATA Driver Disk をFDDに挿入し,VIA Serial ATA RAID Controller を選択します.なお,このM/BはSATA2のHDDを認識しないので,HDDのジャンパーの1.5Gbpsへの変更が必要です.振り返れば何でもないことのようですが,OSのインストールに一晩かかりました.なお3.0Gbpsの転送速度が1.5Gbpsになることはあまり問題ではありませんが,NCQが使えないことが心残りです.BENCH上は圧倒的な速度を記録しています.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
74249 |
85970 |
100450 |
98212 |
84915 |
127129 |
44 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
28000 |
21117 |
8760 |
239 |
116894 |
112774 |
51020 |
随分苦労した機種でしたが,処理速度が極端に低下したと思ったらHDD がクラッシュ.M/BがWindows 7に対応していないこともあり,16年にわたり活躍してきましたが,引退となりました.
XXIII.Mebius(PC-CS50J) (-2020/01)
PC-CS50Jとは
頂物のパソコンです.UVコーティングパネルがおしゃれなパソコンで,グラフィック機能がやや貧弱であること以外は普段の使用には十分の機能で したが,動きがぎこちなくなり,調べてみるとHDDが代替処理済のセクタの嵐でした.HDD交換後は動きは軽快になり,office ソフト程度ならそれほど不自由なく動きます.
仕様
CPU
AMD
Mobile Sempron 2600+
Memory
DDR-SDRAM
PC2700(cl2.5)512M
G/B
VIA
S3 Graphics UniChrome Pro
Graphic XGA 1024×768ドット HDD
Fujitsu→Hitachi
MHV2040AT(40GB)→DK23EA-30(30GB)
Sound Card
on board
DVD-RAM
Matsushita
UJDA770
HDBENCH Ver 3.30
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
29303
74643
87504
76083
42943
87184
48
Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
19738
29979
8680
179
26208
18354
2662
XXIV.Gateway (MX3301j) (2006/08-2019/10)
MX3301j とは
一時日本より撤退していたGateway が帰ってきました.ツクモの会員割引価格とメモリ倍増キャンペーンにつられてついつい購入.キーボードがやや頼りない点を除けば非常に満足度の高い機種と思います.BENCH でも,特にグラフィック描画性能が予想以上の数値をたたき出しています.なお,TypeII PC カードスロットではなく,Express Card スロットなので,従来のカードは使用できません.
仕様
CPU
AMD
Mobile Sempron 3200+
Memory
Hynix+Kingston
DDR2 PC2-4200 (512M+1G)
G/B
NVIDIA
GeForce Go 6100
Graphic WXGA 1280×800ドット HDD
Fujitsu
MHV2040AT
Sound Card
on board
DVD-RAM
HL-DT-ST
GSA-4082N
HDBENCH Ver 3.30
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
33939
72122
84732
83737
66897
104917
59
Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
50559
54200
13080
803
23320
19157
2839
XXV.DELL(Inspiron640m) (2006/11-2019/10)
新聞広告の今日まで特別価格の文字に引かれて購入.黒一色の業務用のDELLとは雰囲気が違い,少し洒落っ気のあるデザインですが,液晶パネルの品質はいまひとつです.グラフィック機能も特筆すべき点はありませんが,使いやすいUSBポートの他,VGAポート,S-Video出力端子,IEEEポート,5-in-1カードスロットと,入出力端子には不満はありません.この機種もTypeII PC カードスロットではなく,Express Card スロットなので,従来のカードは使用できません.動画処理のような重いソフトは別として,通常のソフトは期待以上に動きま したが,2020年を前に引退しました.
仕様
CPU
Intel
Celeron M 1.60 GHz
Memory DDR2-SDRAM DDR2-SDRAM 512M G/B Intel 945GM Express Graphic WXGA 1280×800ドット HDD TOSHIBA MK6034GSX(54GB) Sound Card on board DVD-RAM PHILIPS SCB5265
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
32905 |
105850 |
70221 |
49444 |
50211 |
98171 |
59 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
34600 |
19600 |
5620 |
589 |
33952 |
27408 |
2441 |
XXVI.自作機10号(Windsor号)(client7)(2007/03-)
記念すべき自作機10号はデュアルコア・プロセッサのAthlon 64 X2です.M/BはWinchester号で安定していたので,AbitのmicroATXを選択しました.グラフィック機能が気になればPCI-Expressグラフィックボードを挿そうかと考えていますが,とりあえずon boardのGeForce6100で特に不満はありません.Benchではやはりグラフィック関係が今ひとつですが,CPUはAthlon64 3000+の倍以上の数値を叩き出しています.またSocket AM2になり,TDP(Thermal Design Power)が65Wに抑えられていますが,このAM2はCPUとメモリーが直結しているため,CPUクロック数とメモリークロック数は微妙な関係にあるようです.メモリーのベースクロックはCPUクロック数を整数で割ったものになるため,例えば6000+では3000÷12=250,3000÷9=333,3000÷8=375となり,CPUはDDR2-800の場合メモリースピードを375×2=750に,DDR2-533の場合メモリースピードを250×2=500に,押さえ込んでしまうようです(DDR2-667の場合は定格通りで作動します).実際は気にするほどのことではないかも知れませんが.
メモリースピード
DDR2-800
DDR2-667
DDR2-533
6000+ (3.0Ghz) 750Mhz 667Mhz 500Mhz 5600+ (2.8Ghz) 800Mhz 622Mhz 509Mhz 5200+ (2.6Ghz) 743Mhz 650Mhz 520Mhz 5000+ (2.6Ghz) 743Mhz 650Mhz 520Mhz 4800+ (2.4Ghz) 800Mhz 600Mhz 533Mhz 4600+ (2.4Ghz) 800Mhz 600Mhz 533Mhz 4400+ (2.2Ghz) 733Mhz 629Mhz 489Mhz 4200+ (2.2Ghz) 733Mhz 629Mhz 489Mhz 4000+ (2.0Ghz) 800Mhz 667Mhz 500Mhz 3800+ (2.0Ghz) 800Mhz 667Mhz 500Mhz
構成
CPU
AMD
Athlon 64 X2 3800+
M/B Abit NF-M2S Case KEIAN KT-MB103 Power Comstars KT-S300FX(300W) Memory Samsung DDR2 SDRAM PC2-5300 (1GB)+PC2-6400 (1GB) G/B on board (NVIDIA) GeForce 6100 HDD HITACHI HDS721616PLA380 (160G) HDD (外付け) IO DATA HDA-iU120 (120G) Sound Card on board DVD-RW Pioneer DVR-S21L Monitor e-yama 17LE1-W MO I/O DATA MOC2-U640H HDBENCH Ver 3.30
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
79416
187213
219520
193023
106649
207295
59
Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
28135
8386
14060
1303
72778
60663
48204
XXVII.自作機11号(Brisbane号)(2007/10-)
BrisbaneはWindsorコアのプロセスルールを65nmにし低消費電力化を図ったもので,TDPが45Wと抑えられています.そのため,CPUファンも2000rpm以下と低速で,CPU温度も人肌程度です.電源トラブルの際に交換したSeventeam製ST-300HLPがSATAのコネクターがないため,ZUMAXに交換しました.アクセス時にHDDの音が聞こえる程度で,LH-20A1Sもスピンドルモータ部等が改良されたためか予想していたほどの騒音ではなく,静音性は満足です. ところが3カ月でHDT725050VLA360がクラッシュ.HDDの故障の最短記録となり,HDT725032VLAT80に交換となりました.Athlon 64 X2 5000+ 付属のCPUファンは非常に静音で気に入っていたのですが,異音が出現するようになったため,これもTR2-R1(Thermaltake)に変更しましたが,リテールファン以上の満足いく冷却効果です.
構成
CPU
AMD
Athlon 64 X2 5000+
M/B Gigabyte GA-MA69G-S3H Case Maxpoint CS-3051L-S3A Power Seventeam→ZUMAX ST-300HLP→ZU-400S Memory Nanya DDR2 SDRAM PC2-6400 (1GB×2) HDD HGST HDT725032VLAT80(320G) Sound Card on board Realtek ALC889A DVD-RW Liteon LH-20A1S MO Logitec LMO-A630U
HDBENCH Ver 3.30(Radeon 1250)
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
84974 |
242898 |
285011 |
251339 |
175973 |
296344 |
59 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
28093 |
21035 |
4008 |
493 |
59534 |
51585 |
3739 |
グラフィックを強化するため,on board のRadeon 1250からPCI-EにRadeon HD2400PROを増設しました.ゆめりあベンチでみると3150(AMD 690G)から6950(HD2400PRO)と改善していますが,HDBENCHでは向上はみられませんでした .3D表示は向上しているのでしょうが,2D表示では動画の動きが気持ちスムーズになった気がする程度です.結局,on boardの690Gを使用することとしました.
HDBENCH Ver 3.30 (Radeon HD2400PRO)
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
84581
242922
284936
255026
176383
298700
24
Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
26538
12517
3252
495
60663
49612
3892
XXVIII.Gateway(M-1410j)(2008/04-2023/02)
M-1401j とは
LaVie (LL5504DA) が引退.デュアルコアの速さを実感していたときに新聞のチラシが目に留まり購入.体感的にはノートとしては十分な速度と思いますがHDBENCH の値は?Vista 対応ではないので不正確なのはやむをえないと思いますが,グラフィック描画性能とHDDのアクセスがあまりにも従来の計測値とかけ離れています.
仕様
CPU AMD Athlon X2 TK-55 1.80 GHz Memory Samsung PC2-5300(1G×2) G/B Radeon X1270 Graphic WXGA 1280×800ドット HDD WD→TOSHIBA WD1600BEVS-22RST0(160G)→MQ01ABD050(500G) Sound Card on board DVD-RAM HL-DT-ST GSA-T20N
HDBENCH Ver 3.30
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
206080
163196
219781
181810
162610
230707
59
Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
8313
6040
8500
492
400000
400000
141986
突然ブルースクリーンになってしまいましたが,HDD交換で復活し,HDBENCH の値もなぜか納得できるものとなりました.
HDBENCH Ver 3.30
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
83804
164129
219300
181247
165923
230102
59
Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
4329
5152
5256
241
10566
100787
3852
購入13年目にして時間のずれが発生.CMOS の電池切れと判断し,交換したのですが大変でした.電池自体(CR1220)は100 均で購入できるのですが,電池 がマザーボードの裏側にあるため全分解となりました.後から考えてみれば,裏蓋を外した時点で,電池の一部が見えます(下図赤丸).手先が器用な方なら全分解しないで,この状態で電池交換も可能かと思います.
電池交換後は時間の遅れもなく稼働していま したが,Microsoft Office の Access のみ動作が極端に遅く,OS 変更やmemory 増設でも改善せず,引退となりました.
XXIX.FMV(MGC77D1)(2009/03-)
MGC77D1とは
軽量(1.76Kg)かつバッテリ駆動時間(8時間)が長いことが売りのノートです.グラフィックス・メディア・アクセラレーターおよびDDR3に対応したGM45 Express チップセットに期待して一応HDBENCHを走らせたところ,Vista のせいと思われますがCPUとHDDのアクセスが異常な計測値となり,グラフックおよびMemory アクセスは期待はずれの結果でした.BENCHの結果は別として,体感的には十分満足できるパフォーマンスです.
仕様
CPU
Intel
Core 2 Duo P8600
Memory Elpida→IO DATA DDR3-1066(2G)→DDR3L-1600(2G×2) G/B Radeon GM45 Express HDD FUJITSU→Crucial MHZ2320BH G2 (320GB) →CT240BX500 (240GB) Sound Card on board DVD-RAM MATSHITA UJ862BJ HDBENCH Ver 3.30
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
34213820
329788
336726
179353
114534
228351
14
Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
5213
9320
6026
408
102400000
102400000
96126
延命策としてHDDをSSDに交換したところ,予想以上に快適に動くようになりました.BENCHもそれなりの数値を出しています.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
137682 |
336980 |
341605 |
183960 |
115180 |
231587 |
17 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
3515 |
4079 |
3429 |
273 |
261892 |
121326 |
52329 |
XXX.自作機12号(Agena号)(2009/04-)
低電圧のクアッドコアということで Phenom X4 9350e を選択しました.数値的には Athlon 64 X2 5000+ を上回るものの体感的にはさほど変わりませんが,AMD Power Monitor でみるとエンコードなどマルチ タスク時には4つのコアがフル稼働していることがわかります.リテールファンがややうるさいのですが HW Monitor でみると,フル稼働時でもCPU温度は体温程度と,冷却能力は十分のようです. 少し派手めのケースのサイドパネルはメッシュなので風通しは良さそうです.
エンコードやメディア記録用に使用していますが,Lite-On の iHAS324 と Exact Audio Copy との相性は良くないようで書き込みが途中で中断してしまいます.
構成
CPU |
AMD |
Phenom X4 9350e |
M/B |
BIOSTAR | TA790GX3 A2+ |
G/B |
on board | Radeon HD3300 |
Case |
Scythe |
XCLIO-JR-S |
Power |
KEIAN |
KT-520RS |
Memory | Transcend+A-DATA | DDR2 800(1GB×2)+ DDR2 667(1GB×2) |
HDD | Seagate→WD→Seagate | ST3500418AS (500G)→WD5000AAKS(500G)→WD5000AADS(500G)→ST3120022A(120G) |
SSD | Crucial | ST120M500SSD1(120G) |
Sound Card | on board | ATI RS780 |
DVD-RAM | Samsung→Pioneer | SH-S223C→DVR-105A |
FDD | MITSUMI | D359M3D |
TVtuner | Leadtek | WinFast TV 2000XP |
Monitor | I/O DATA | LCD-AD197GEB |
Printer | Brother→Epson | MFC-675CD→PX-M730F(保管中) |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
135515 |
309315 |
540632 |
392652 |
247910 |
462950 |
029 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
25361 |
29600 |
4538 |
525 |
103958 |
92168 |
4347 |
HDBENCH Ver 3.30 (Cool'n'Quiet起動時)
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
135823 |
299775 |
536114 |
388300 |
247397 |
458239 |
28 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
18088 |
28974 |
4167 |
524 |
110942 |
97802 |
3713 |
AMD Power Monitor
シングルタスク時 マルチタスク時
HW Monitor
フル稼働時
しばらくは問題なく稼動していましたがやや動きが不安定と思っていたところ突然OSが起動せず,どうもHDDに問題が出現したようです.
HDDをCrystalDiskInfoでみてみると代替処理済のセクタ数が2240とST3500418ASはいつ壊れても不思議がない状態でした,
同時に購入したST3500418ASを調べてみると,代替処理済のセクタ数が2とやはり注意を要する状況でした.なお,CrystalDiskInfoではST3500418ASではなく,ST3500410ASと表示されます.ファームウェアに不具合があったST3500410ASの改良版といったところでしょうが,根本的な解決ではなさそうです.Seagate大丈夫でしょうか.
参考までにWD5000AAKSを調べてみると,稼働時間は5000時間を越えているものの,問題はみつかりませんでした.今回のSeagateのHDDがたまたまロットの不具合であったのか(2台同時に購入),Seagateの抱える問題なのかは不明ですが,Seagateに対する以前の信頼は薄れました.
現在はWDのHDDで安定した状態であ り,マルチコアを活かして,主にフォトレタッチやエンコードなどに使用しています.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
134555 |
308035 |
542218 |
378521 |
215960 |
398233 |
029 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
24760 |
29417 |
4531 |
688 |
110942 |
107336 |
4197 |
その後HDDをWD5000AADSに交換しましたが,しばらくすると突然OSが起動しなくなり,SMART情報をみてみると代替処理保留中のセクタが出現してきたため,とりあえずST3120022Aに交換しました.昔はこんなにHDDは故障しなかった気がしますするのですが.
XXXI.自作機13号(Heka号)(2009/10-)
45nmプロセッサのトリプルコアでTDPは65Wに抑えられています.785GM-E65のBIOS設定で,EC Firmware を Special に,Advanced Clock Calibration を Auto に設定することにより4コア化できるとのことでしたが,この設定ではBIOSが起動しませんでした.CMOS クリアで事なきを得ましたが,4コア化を楽しみにしていたので少々残念.MSIのM/Bは初めてですが,North BridgeからVoltage Regulator Moduleに伸びるヒートパイプがなかなかお洒落です.
構成
CPU |
AMD |
Phenom II X3 705e |
M/B |
MSI | 785GM-E65 |
G/B |
on board | Radeon HD4200 |
Case |
Scythe |
GUSTAV-WH |
Power | EZCOOL | JSP-400P12N (400W) |
Memory | UMAX→Team | DDR3 SDRAM PC3-10600 (1GB×2) → PC3-14900 (4GB×2) |
SSD | Crucial | CT240BX500 (240G) |
HDD | WD | WD500AADS (500G)→WD10EFRX (1000G) |
Sound Card | on board | |
DVD-RAM | NEC→I/O DATA | ND-3520A→ABH16W(GSA-4160B) |
FDD | Mitsumi | D359M3D |
Monitor | Princeton | PTFWAE-19 |
Printer | Canon | iP4300 |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
136521 |
291535 |
516229 |
407500 |
307250 |
550296 |
029 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
32890 |
26864 |
5096 |
429 |
102296 |
73615 |
4449 |
AMD Power Monitor では当然のことながら3つのコアが稼働していることがわかります.なお,このPCケースの HDD アクセスランプは眩しすぎるほどです.
AMD Power Monitor
HDDの調子が悪いので,SSDに変換するついでにメモリーを増設.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
175849 |
248898 |
411591 |
393266 |
322917 |
570981 |
062 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
3124 |
2992 |
2595 |
382 |
233256 |
204390 |
45226 |
グラフィックの値が極端に低い原因は不明ですが,体感的には速くなっているので.様子見です.
XXXII.自作機14号(Regor1号)(2009/11-)
45nmプロセッサのダブルコアでTDPは45Wに抑えられています.BenchではPhenom に及びませんが,エンコードなどの重い仕事でなければ十分な能力です.DVD-RWは信頼のPioneer製を選択しましたが,このDVR-112Dはロットにより致命的な欠陥が発見されました.今のところ問題はないのですが,書き込みができなくなった時点でhttp://www.st-trade.co.jp/info/index.htmlに連絡を考えています.
構成
CPU |
AMD |
Athlon II X2 240e |
M/B |
ASUS | M4A785D-M PRO |
Case |
Skytec |
SKC450-SL12S |
Power | Skytec | 450W |
Memory | CFD→Kuesuny | DDR2 PC2-8500 (1GB×2)→DDR2 PC2-6400 (2GB×2) |
SSD | Crucial | CT240BX500 (240G) |
FDD | Mitsumi | D353M3D |
Sound Card | on board | |
DVD-RW | Pioneer | DVR-112D |
Monitor | I/O DATA | LCD-AD197GEB |
Printer | Canon | MP560→TS-5030→MG6530 |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
114514 |
217908 |
384782 |
282828 |
252620 |
451071 |
035 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
32126 |
16400 |
5280 |
418 |
100787 |
93515 |
3867 |
動きが怪しくなってきたため,HDDをSSDに交換し,Memoryを増設したところ,数値以上に見違えるような速さになり,もうしばらく活躍できそうです.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
148717 |
189325 |
372470 |
276018 |
161125 |
306636 |
034 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
11061 |
8705 |
8280 |
271 |
226047 |
192480 |
68651 |
XXXIII.Prime (AthlonII X2 240) (client4) (2009/12-)
同じ Regor コアの Athlon II X2 240e と Athlon II X2 240 との差に興味があったところ,ドスパラ(http://www.dospara.co.jp/top/)で限定特価で販売していたので購入.早速Benchを走らせたところ両者にはほとんど差はみられませんでした.CPUの温度は室温20℃で240が30℃前半,240eが20℃後半と差がありましたが,PCケースの差が大きいと思われます.2年を経過した頃より突然電源が落ちるトラブルが発生.原因ははっきりしませんが,電源不足も考えられ,450Wに変更したところ問題なく作動していましたが,10年経過した時点で突然シャットダウンするトラブルが発生.BIOS上でみると電圧がやや低下しているため,電源を再度変更し経過 を見ていましたが,再度電源が落ちるトラブルが発生.電源は問題なさそうなので,M/Bを交換し経過観察中です.
構成
CPU |
AMD |
Athlon II X2 240 |
M/B |
FOXCONN→GIGABYTE | A7GM-S→GA-880GM-USB3 |
Case |
|
JDコンパクトケース |
Power | PowerMan→Owltech→SilverStone | IP-P300BN7-2→FSP-450-60GHS→SST-ST30SF V2 |
Memory | A-DATA | DDR2 PC2-6400 4GB (1GB×4) |
HDD | Hitachi | HDS721032CLA362 (320G) |
Sound Card | on board | |
DVD-RAM | HL-DT-ST | GH24NS50 |
Monitor | I/O DATA | LCD-AD197GEB |
Printer | Brother | MFC-8380DN→DCP-L2540DW→FAX-L2700DN→DCP-L2550DW |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
116062 |
209065 |
384381 |
295833 |
263730 |
472371 |
029 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
32325 |
26864 |
5520 |
426 |
96240 |
94902 |
5154 |
XXXIV.自作機15号(Regor2号)(client1) (2009/12-)
今回は久しぶりに Athlon II X2 240e でRAID1 を組んでみましたが,少々手間取りました.まず,LG製ドライブ(GH22NS40BL) ではなぜかCDブートができず,Liteon製ドライブ(LH-20A1S)でブート可能でした.この LH-20A1S は奥行きが170mm とコンパクトでベゼルも3色から使い分けができるという利点がありましたが,このベゼルの表面が微妙に彎曲しているため,PCケースの5インチベイカバーにひっかかりCDが出し入れできません.結局ベゼルをはずして使用しています.やっと,RAIDの構築となりましたが,試行錯誤でやっと構成できました.忘れないようにセットアップ手順を記載しましたので,興味のある方はご参考にして下さい.RAIDの構築方法(クリーンインストール)
苦労したRAIDですが,半年ほど経過した時点で突然HDDアクセスランプが点滅したまま制御不能となりました.再起動するとBIOSも立ち上がらない状態となり,呆然.RAID1でありDATAは救出できましたが,RAIDも万全ではなく,故障時の手間とRAIDのメリットを考え,RAIDを解除しました.トラブルの原因はひとつずつ潰していき,結局電源であろうということになりました が,CPU以外はほぼ総取替えとなりました.
構成
CPU |
AMD |
Athlon II X2 240e |
M/B |
ASUS→ASRock | M4A785D-M PRO→M3A785GMH/128M |
G/B |
Radeon | HD 4200 |
Case |
In Win |
EM023-2 |
Power | ZUMAX | ZU-400N |
Memory | CFD→Kingston+UMAX | FireStix Heat DDR2-1066 (1GB×2) →W3U1333Q DDR3-1066 (1GB×2)→DDR3-1333 (1GB×4) |
HDD | WD→HGST→Hitachi | WD5000AADS →HDS721050CLA362 (500G) →HDP725050GLA360(500G) |
Sound Card | on board | |
DVD-RAM | Liteon→I/O DATA→HL-DT-ST | LH-20A1S→ABH16W(GSA-4160B)→GH24NSD1 |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
109361 |
217146 |
329240 |
285388 |
257023 |
459775 |
028 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
31948 |
26550 |
5331 |
419 |
94902 |
82914 |
3623 |
Windowsが起動しなくなり,HDDを調べたところリードエラーレートが196611と著明に増加し,代替処理保留中のセクタも検出されました.HDDの異常と考え,交換したところ ,現在は安定して稼働しています.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
104480 |
197395 |
310877 |
298700 |
282316 |
502271 |
028 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
6584 |
4574 |
6927 |
477 |
82914 |
72778 |
4184 |
XXXV.Prime (AthlonII X2 235e)(client3) (2009/12-)
Athlon II X2 240e と Athlon II X2 240 が揃ったところで,Athlon II X2 235e が気になり,再びドスパラ(http://www.dospara.co.jp/top/)で購入.Bench では3者間には大きな差はなく,体感的にも差は感じられません.発熱も実際消費電力を計測すれば低電圧の効果は出ていると思われますが,CPU 温度はPCケースの通気性の方が重要と思われます.
構成
CPU |
AMD |
Athlon II X2 235e |
M/B |
FOXCONN | A7GM-S |
Case |
|
JDコンパクトケース |
Power | PowerMan | IP-P300BN7-2 |
Memory | A-DATA→Samsung | DDR2 PC2-6400 2GB(1GB×2)→DDR2 PC2-6400 4GB(2GB×2) |
HDD | Hitachi | HDS721032CLA362 (320G) |
Sound Card | on board | |
DVD-RAM | LG→HL-DT-ST | GH24NS50→GH24NSD1 |
Monitor | I/O DATA | LCD-AD197GEB |
Printer | Brother | DCP-L2550DW(保管中) |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
113603 |
201937 |
371141 |
286667 |
263321 |
459366 |
029 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
31600 |
12936 |
5445 |
425 |
97708 |
96240 |
5299 |
XXXVI.Prime (Celeron E3300)(2010/03-2023/02)
初の45nm版Celeronです.WolfdaleコアでL2キャッシュも1MBと増量されています.TDPも65Wと抑えられているので,消費電力の低下が期待できます.お馴染みのドスパラ(http://www.dospara.co.jp/home)で購入.CPUは期待以上の数値ですが,memoryはDDR3にしてはやや期待はずれでした.
構成
CPU |
INTEL |
Celeron E3300 |
M/B |
FOXCONN | G41MXE |
G/B |
NVIDIA | GeForce 8400GS→GT 710→GT 730 |
Case |
Dospara |
BL-09 |
Power | SilentKing2 | LW-6350H-2L |
Memory | Kingston | PC3-10600 2GB (1GB×2) |
HDD | Hitachi | HDS721032CLA362 (320G) |
Sound Card | on board | |
DVD-RAM | LG | GH24NS50WH |
Monitor | LG | IPS231P-BN |
Printer | Brother | MFC-8380DN→HL-5350DN→HL-L2360DN |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
94259 |
353442 |
356978 |
195737 |
117605 |
237669 |
037 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
74540 |
31305 |
11381 |
519 |
68220 |
53696 |
4145 |
突然モニターに何も表示できなくなり,グラフィック・ボードを変更したところ,無事復活.ローエンドのボードですが,2D 表示には十分であり,映像出力も HDMI/D-SUB/DVI-D と十分であり,driver もWindows XP から 10 までダウンロード可能です.しばらく安定して作動していましたが,突然起動しなくなり,マザー・ボードの故障と判断し,引退となりました.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
92066 |
353542 |
356987 |
195737 |
118988 |
240229 |
060 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
39800 |
38954 |
1688 |
800 |
66149 |
53250 |
3419 |
XXXVII.自作機16号(E3300号)(clien2) (2010/04-)
Celeron E3300 が安定しているので,もう1台作成してみました.Case は自作機6号(Celeron号)よりの使い回しです.CPUは期待通りの数値でありHDDも想定範囲ですが,graphicとmemoryは期待はずれでした.G31 Express Chipsetは動画には少々荷が重いようです.
構成
CPU |
INTEL |
Celeron E3300 |
M/B |
ASUS | P5KPL-AM EPU |
G/B |
on board→NVIDIA | Intel GMA 3100→GeForce GT 730 |
Case |
|
Z-100 |
Power | Owltech | SS-300SFD |
Memory | BUFFALO→Kingston | DDR2 667 (1GB)→DDR2 800 (2GB×2) |
SSD | Intel | SSDSC2CT120A3 (120G) |
HDD | WD | WD10EADS -M2B (1000G) |
Sound Card | on board | |
DVD-RW | I/O DATA | DVR-S7240LEK |
Monitor | LG→Acer | L1742SE-BF→KA220HQbid |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
75328 |
353556 |
357025 |
191180 |
79735 |
159948 |
059 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
31305 |
22612 |
8599 |
380 |
26855 |
29637 |
2495 |
映像出力が D-SUB のみであり,やや不便なのでGeForce GT 730 を装着しましたが,BENCH の結果は意外なものでした.SSD 装着により,体感的には 著明な改善がみられました.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
140138 |
354798 |
356352 |
193893 |
124159 |
247807 |
00 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
10470 |
9136 |
7616 |
226 |
211569 |
152380 |
60498 |
XXXVIII.自作機17号(Regor3号)(2010/04-)
きりのいい 3G のAthlon II X2 250 で組んでみました.65Wという低消費電力でありながら,3GHzで駆動するので,重い仕事でなければ十分な性能です.
構成
CPU |
AMD |
Athlon II X2 250 |
M/B |
ASUS | M4A785D-M PRO |
G/B |
on board | Radeon HD4200 |
Case |
Gigabyte |
GZ-X1BPD-100 |
Power | EVERGREEN | EG-452PG |
Memory | CFD FireStix Heat | DDR2-SDRAM PC2-6400(1GB×2) |
HDD | Hitachi | HDT725025VLA380 (250G) |
HDD | WD | WD5000AADS (500G) |
DVD-RAM | HL-DT-ST | GH22NS40 |
Monitor | I/O DATA | LCD-A177GEW |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
104048 |
233559 |
4412266 |
305970 |
261580 |
474213 |
29 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
32992 |
26674 |
5370 |
542 |
52005 |
45816 |
4159 |
XXXIX.自作機18号(Deneb)(server1') (2011/02-)
プロセスルールが65nmのAgenaに比して45nmのDenebは約1割消費電力が抑えられていますが,さらに省電力化したPhenom II です.リテールファンは3000回転で五月蝿いとの評判でしたので,CPUファンはTR2-R1(Thermaltake)を装着しています.回転数は1400ppmと低回転ですが,冬場のせいもあり,CPU温度は30℃前後とよく冷えています.
構成
CPU |
AMD |
Phenom II X4 905e |
M/B |
FOXCONN | A85GM |
G/B |
on board | Radeon HD 4200 |
Case |
Gigabyte→KEIAN |
GZ-X1BPD-100→K3D-1801 BL |
Power | SilentKing2 | LW-6350H-2L (350W) |
Memory | Kingston | DDR2 800 (2GB×2) |
SSD | Crucial | CT250MX500SSD1 (250G) |
DVD-RAM | HL-DT-ST | GH24NS90WH3 |
Monitor | I/O DATA | LCD-AD193XB |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
155324 |
387406 |
686116 |
473497 |
225484 |
416358 |
030 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
32050 |
18684 |
5280 |
477 |
125853 |
102296 |
5333 |
HDDをSSDに交換してみましたが,体感的にも速度的にも思ったほどの効果は得られず,残念でした.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
184685 |
354653 |
672579 |
458597 |
218193 |
404582 |
030 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
8980 |
8508 |
9171 |
409 |
172389 |
218335 |
53699 |
XXXX.ASUS (K53E-SXPINK2)(2011/12-)
Sandy Bridge の i5-2410Mを搭載し,2.3Gのクロックがですがターボブーストで2.9Gまで上昇するので,エンコードで威力を発揮しそうです.M/BはもちろんASUS製(K53E)であり,安心感があります,アルミ仕上がりの筐体は美しいピンクです,メモリー4G(1枚),USB3.0も,1000BASE-TXを標準装備と,非常に満足度の高い機種と思います.
仕様
CPU
Intel
Core i5-2410M
Memory Samsung+Elpida DDR3 PC3-10600(4G+4G) G/B on board Intel HD Graphics 3000 Graphic WXGA 1366×768ドット HDD Western Digital→Crucial MWD6400BPVT(625GB)→CT500MX500SSD1(500GB) Sound Card on board Realtek High Definition Audio DVD-RAM HL-DT-ST DVDRAM GT34N HDBENCH Ver 3.30
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
146239
604375
589287
420504
293477
579583
18
Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
17066
22910
3668
507
66277
18278
8610
今一つ調子が悪くなったので,OSを再インストールするついでにHDDをSSDに交換してみました.この機種は裏蓋を外せばHDDに直接アクセスできるので,交換に手間はかかりませんでした.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
293134 |
595061 |
583612 |
329471 |
365925 |
657304 |
12 |
2Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
8064 |
11286 |
2267 |
523 |
501959 |
433897 |
35961 |
OSの起動が劇的に速くなり,ソフトもストレスなく動くようになり,Windows10にも十分対応できるマシーンとなりました.
XXXXI.Prime (Celeron G530)(client6) (2012/06-)
Sandy Bridgeコアの32nm版Celeronで,TDPも65Wと抑えられています.お馴染みのドスパラ(http://www.dospara.co.jp/5top/)で購入.早速OSをインストールしようとしたところ,Windows XP用のドライバーは用意されていませんでした.ネットで検索すると,IPMSB H61 XPなるファイルがヒットし,インストールしたところ,すべてのデバイスが使用可能となりました.なお,Pegatronは聞きなれない会社ですが,元ASUSの製造部門であり,現在はiPhoneやiPADなどの受託製造業を営む会社でもあり,技術力に問題はないようです.現在は,ケースをスリム化して使用中です.
構成
CPU |
INTEL |
Celeron G530 |
M/B |
Pegatron | IPMSB-H61 |
G/B |
on board | Intel HD Graphics 2000 |
Sound Card | on board | |
Case |
KEIAN |
KT-MH803 |
Power | Comstars | KT--S300FX(300W) |
Memory | Hynix | DDR3 SDRAM PC3-12800(4GB) |
HDD | TOSHIBA | MQ01ABD032(320G) |
DVD-RAM | Lite-On | iHAS324 |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
100363 |
298701 |
327826 |
223539 |
215755 |
401612 |
059 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
15527 |
16922 |
10383 |
799 |
87296 |
54583 |
2015 |
XXXXII.自作機19号(Llano)(server1)(2012/08-)
IntelのCore iシリーズにすっかり水をあけられたAMDですが,直球勝負は無理と変化球のfusion APUを登場させたものの,劣勢は否めません.ThunderbirdやAthlon 64が登場した頃の熱気が懐かしく思い出されます.頑張れAMD.
このマザー・ボードはDVI端子を有さないためHDMIで出力したところ画面が全面表示されませんでしたが,Catalyst Control Centerのスケーリング オプションを0%にすることで解決しました.速度的にも不満はなく安定しているので,ファイル・サーバーとして使用しています.Lite-On製のDVD-RAMと旧型のDVDプレーヤーとの相性が悪く,Lite-Onで焼いたDVDが再生できないことがありましたが,LG製のDVD-RAM(GSA-H44NSL)にした変更ところ,再生できない状況は回避できました.ところが,リッピングに速度制限がかかっているためか,リッピングが極度に遅い状況でしたが,MediaCodeSpeedEditでファームウェアを改変することで,劇的にスピードアップしました.ところが無理が祟ったのか,ドライブ使用時にハングアップするようになり,GH24NSB0 に変更となりました. ドライブも信頼のPioneer製(DVR-S21L)に変更し,安定していましたが,再びドライブがハングアップし,時々モニターも映らなくなるトラブルが発生したため,M/BをASUSに,ドライブをLite-On製(iHAS324 F)に交換し経過をみています.現在はSony制のドライブで安定しています.
構成
CPU |
AMD |
A8-3870K |
M/B |
ASRock→ASUS | A75M→F1A75-V PRO(FM1) |
G/B |
Radeon | HD 6550D |
Sound | Realtek | ALC892 |
Case |
NZXT |
ALPHA |
Power | ZUMAX→SilverStone | ZU-400WX (400W)→ST-ST50F-ES (500W) |
Memory | Crucial | DDR3 SDRAM PC3-12800 (2GB×2) |
HDD | WD | WD10EALS(1000G) |
SSD | Crucial | M500 (120G)→CT250MX500SSD1 (250G) |
DVD-RAM | Lite-On→LG→Lite-On→Sony | iHAS324-27B→GSA-H44NSL→GH24NSB0→AD-7203S |
Monitor | I/O DATA | LCD-AD197GEB |
Printer | HP→Brother→ | OfficeJet 4650→MFC-J805D→ |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
215564 |
467617 |
808334 |
543333 |
237669 |
491622 |
30 |
30Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
10473 |
11182 |
15720 |
750 |
363120 |
90940 |
31240 |
Motherマザー・ボード,SSD,DVDドライブの交換を経て,現在は安定作動し,速度的にも問題なくなりました.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
311211 |
1004416 |
777877 |
535755 |
232601 |
479948 |
59 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
8848 |
8501 |
9880 |
399 |
409599 |
407967 |
60958 |
XXXXIII.自作機20号(Richland)(2013/12-)
LlanoからRichlandに変わりました.時々突然再起動がかかるようになり,原因ははっきりしませんが,電源を交換したところ安定しているので,電源との合性でしょうか.
体感速度は随分向上しましたが,CPUのクロック数よりSSDの効果が大きいと思われます.当初Windows XPではSSDのクラスターがずれていたため書き込みの低下がみられましたが,Acronis AlignTool により改善がみられました.
構成
CPU |
AMD |
A10-6700 |
M/B |
MSI→ASRock | A78M-E35→FM2A88M Pro3+ |
G/B |
on board | Radeon HD 8670D |
Sound Card | on board | |
Case |
IKONIK |
Optimus 1200 |
Power | ZUMAX→Thermaltake | ZU-525N (525W)→TOUGHPOWER GX1 RGB 500W |
Memory | CFD | DDR3 SDRAM PC3-12800 (4GB×2) |
SSD | Intel→SanDisk | SSDSC2CT120A3 (120G)→SSD PLUS (120G) |
HDD | WD | WD10EADS (1000G) |
DVD-RAM | Sony NEC→HL-DT-ST→Pioneer | AD-7203S→GH24NSD1→DVR S21WBK |
MO | I/O DATA | MOP2-U640P |
HDD(外付け) |
IO DATA |
HDJ-UT1.5(1500G:SAMSUNG HD204UI) |
HDD(外付け) |
Logitec |
LHD-EN2000U2W(2000G:WD20EARS) |
HDD(外付け) |
IO DATA |
HDC-U320(320G:WD3200AAJS) |
HDD(外付け) |
IO DATA |
HDCN-U500(500G:ST3500820AS) |
HDD(外付け) | IO DATA | HDCN-U500(500G:WD5000AAKS) |
HDD(外付け) |
IO DATA |
HDJ(2000G:SAMSUNG HD204UI) |
HDD(外付け) |
Logitec |
LHD-EN2000U2W(2000G:WD20EARS) |
HDD(外付け) |
HGST |
HDT725032VLAT80(320G) |
HDD(外付け) | HGST | HDP725050GLA360(500G) |
HDD(外付け) |
HGST |
HDS721010CLA332(1000G) |
Monitor | DELL→IO DATA | IN2030M LED20L→CD-AD202XW-P |
Printer | Canon | TS8330(保管中) |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
266322 |
1011978 |
804406 |
701030 |
260779 |
529817 |
59 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
5350 |
4612 |
3819 |
285 |
344780 |
125953 |
68907 |
今一つ動作が安定しないためM/Bを交換.OSもWindows10 にアップグレードするついでに,HDDをSSDに換装し,メモリーを増設しました.
HDBENCH Ver 3.30
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
265759
10440221
796724
838757
376985
800972
61
Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
3341
3803
3217
422
283656
110942
2243
SSD に換装し体感的には随分速くなったのですが,BENCHの結果は意外でした.その後,一時安定していましたが,今度はDVDドライブの開閉不良が出現.ドライブを交換するも症状は改善せず,M/BのSATAポートを変えたり,AHCIモードに変えたりしているうちに,ハングアップし,ブルースクリーンが出現.IDEモードに変更することで小康状態で したが,今度は突然内蔵HDDを認識しなくなり,OSの起動にも時間がかかるようになりました.BIOSレベルでは内蔵HDDを認識するも,ディスクの管理ではフォーマットされていないと表示.結局電源の劣化による電圧低下によるものと考え,電源を交換したところ,OSの起動も速くなり,内蔵HDDも問題なく作動しています .時々モニターの電源が落ちるため,変更したところトラブルなく稼働しています.
XXXXIV.HP(Pavilion 15-n200)(2014/04-)
Jaguarコアを搭載する新アーキテクチャSoCであるKabiniを採用したA6-5200が搭載されたパソコンです.JaguarコアはXbox OneとPlayStation4でも採用されています.
構成
CPU |
AMD |
A6-5200 |
M/B |
HP | Hewlett-Packard 2170 |
G/B |
on board | Radeon HD 8670M |
Sound Card | on board | |
Memory | Hynix | DDR3 SDRAM PC3-12800 (4GB) |
HDD | HGST | HTS541010A9E680 (1000G) |
DVD-RAM | HL-DT-ST | DVDRAM GU90N |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
135253 |
627996 |
393904 |
336988 |
192716 |
390757 |
31 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
17582 |
7380 |
1575 |
388 |
97708 |
90940 |
4452 |
XXXXV.ASUS(X550DP-XX083H)(2015/01-)
Richlandコアを有するA10-5750Mが搭載されたパソコンで,TDPは35Wに抑えられています.速度的には満足ですが,液晶パネルの品質が気になります.
構成
CPU |
AMD |
A10-5750M |
M/B |
ASUS | ASUS X550DP |
G/B |
on board | Radeon HD 8650G |
Sound Card | on board | |
Memory | Hynix + Panram | DDR3 SDRAM PC3-12800 (4GB×2) |
HDD (500G)→SSD (500G) | HGST→Crucial | HTS545050A7E680 (500G)→CT500MX500SSD1 (500G) |
DVD-RAM | HL-DT-ST | DVDRAM GUA0N |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
170453 |
765838 |
591262 |
612043 |
220261 |
444005 |
31 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
3781 |
3204 |
2791 |
356 |
92251 |
96240 |
3185 |
OSをWindows10 にアップグレードするついでに,HDDをSDDに換装し,メモリーを増設しましたが,なかなか大変でした.
ます裏蓋のねじ10本を外します.次にキーボードを外すわけですが,ギターのピックがいい仕事をします.中央上部のバッテリーコネクターを外した後に,キーボード裏の電源ボタン,タッチパッド,キーボードのフィルムケーブルを外します.これでHDDの交換が可能となります.メモリーはマザーボードの裏にあるので,マザーボードも外す必要があります.無事メモリーも造設した後のHDBENCHです.
HDBENCH Ver 3.30
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
198449
334467
257871
388146
196095
396902
59
Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
1787
1753
1590
354
407967
296811
16841
SSD以外の項目は苦労した甲斐がないものですが,体感的にはそこそこ速くなったので,これで良しとしました.
XXXXVI.Dynabook(Satellite R35/M)(2015/05-)
Intel Celeron 2957Uが搭載されたパソコンで,TDPは15Wに抑えられています.Benchの結果は悲惨ですが,ネット閲覧程度なら,それほどもたつく感じはなく,液晶画面も発色がよく見やすいものです.筐体はマグネシウム合金を使用し,高い堅牢性を有しているため,持ち運びも安心です.
構成
CPU |
Intel |
Celeron 2957U |
M/B |
ASUS | Satellite R35/M |
G/B |
on board | Intel HD Graphics |
Sound Card | on board | |
Memory | Samsung | DDR3 SDRAM PC3-12800 (4GB) |
HDD | TOSHIBA→Crucial | MQ01ABF050 (500G)→CT500MX500SSD1 (500G) |
DVD-RAM | TSST | SU-208GB |
Printer | Epson | PX-M730F |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
77140 |
166546 |
201859 |
135474 |
127282 |
251391 |
31 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
4184 |
3938 |
4054 |
522 |
107336 |
81854 |
3144 |
5年ほど経過した時点で異音が発生.ファン交換で無事解決しましたが,この機種は分解が楽で助かりました.これならHDDやメモリー交換も苦になりません.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
166822 |
166693 |
200933 |
133734 |
127078 |
242391 |
59 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
2656 |
3155 |
2476 |
450 |
407967 |
297673 |
28988 |
動作が緩慢となり動画もスムーズに再生できなくなったため,HDDの交換が面倒でないことよりSSDに交換したところ,普通に使えるレベルまで改善しました.メモリーも増設を試みましたが,低電圧タイプのメモリーでないと認識できないようです.
XXXXVII.HP(HP 14-g108AU )(2015/05-)
消費電力を抑えたPuma+コア搭載の新アーキテクチャSoCであるBeemaを採用したA4-6210が搭載されたパソコンで,TDPは15Wに抑えられています.Bench の数値はやや寂しいものの,ネットやオフィスソフトなら問題なく動かすことができます.ボディはプラスチック製ですが光沢があり, 安っぽさはありませんが,指紋が付きやすいのが難点です.手頃な価格であり,とりあえず2台購入しました.
構成
CPU |
AMD |
A4-6210 |
M/B |
Hewlett-Packard | 22CF |
G/B |
on board | Radeon R3 |
Sound Card | on board | |
Memory | Hynix | DDR3L SDRAM PC3L-12800 (4GB) |
HDD→SSD(1台目) | TOSHIBA→Crucial | MQ01ABF050 (500G)→CT480BX500 (480G) |
HDD→SSD(2台目) | TOSHIBA→Crucial | MQ01ABF050 (500G)→CT500MX500 (500G) |
DVD-RAM | HP | DVDRW GUB0N |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
126969 |
562364 |
353881 |
301003 |
168088 |
338943 |
12 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
2221 |
1972 |
1740 |
323 |
110942 |
100687 |
2705 |
突然起動しなくなりHDDの故障と判断し,SSDに交換.作業は結構大変でしたが,体感的には数値以上に速くなりました.交換の際にけみすとりーさんのHP (http://www.delighthiro.net/chemist/HP14ノートPCのSSD換装格闘記) が大変参考になりました.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
195620 |
564028 |
452763 |
299263 |
170035 |
338840 |
13 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
1899 |
1907 |
1589 |
309 |
296811 |
272339 |
19521 |
2台目も挙動不審なため,HDDをSSDに交換したところ,見違えるように軽快に作動するようになりました.2回目であり,交換は前回ほど大変ではありませんでした.SSD 交換後の Read,Write,Copy の差は,SSD の差(DRAMキャッシュの差?)でしょうか.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
230904 |
567765 |
453133 |
301311 |
163942 |
331672 |
59 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
4959 |
17188 |
1581 |
307 |
407967 |
361836 |
29326 |
XXXXVIII.自作機21号(Kaveri)(server2)(2016/08-)
Kaveri世代のAPUで,製造プロセスは28nm,TDPは45Wに抑えられています.Microsoft accessが複数コアのCPU環境では応答しなくなる可能性があり,単一CPUでの運用も考え,2コアのA6にしました.PCケースのNSK3480 はさすがに定評のあるものだけにしっかりとしたつくりですが,狭い上にケース内部が分割されているため,組み立てにはややこつが要ります.HDBENCHのCPU結果が極端に低下している原因は不明ですが,実際はストレスなく稼働しています.
構成
CPU
AMD
A6 7400K
M/B GIGABYTE F2A68HM-DS2 Case ANTEK NSK3480 Power ANTEK EA380SF(380W) Memory Team DDR3 SDRAM PC3-14900 (4GB) G/B on board Radeon R5 HDD TOSHIBA DT01ACA100(1000G) Sound Card on board DVD-RW HL-DT-ST GH22NS40BL Monitor LG IPS231P-BN Printer Brother HL-L2375DW(保管中) HDBENCH Ver 3.30
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
138535
29743
333514 485580 276883 557669 37 Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
6178 4960
3453 432 192480 163839 4114
XXXXIX.HP(HP 15-ba000 )(2016/12-)
消費電力を抑えたPuma+コア搭載の新アーキテクチャSoCであるBeemaを採用したE2-7110が搭載されたパソコンです.Bench の数値はやはり寂しいものですが,ネットやオフィスソフトなら問題なく動かすことができ,液晶がフルHDであることが大きなポイントです.
異音がするためファンを交換したところ,音は消失.キーボードを外す以外は,割といじりやすい機種でした.
交換したファン.中国から輸入したため1カ月ほどかかりました.
構成
CPU |
AMD |
E2-7110 |
M/B |
ASUS | HP 81F5 |
G/B |
on board | Radeon R2 |
Sound Card | on board | |
Memory | Samsung | DDR3 SDRAM PC3-12800 (4GB) |
HDD | TOSHIBA | MQ01ABF050 (500G) |
DVD-RAM | HP | DVDRW GUD1N |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
125479 |
575096 |
453206 |
302284 |
164859 |
331530 |
16 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
1921 |
1636 |
1525 |
260 |
99224 |
64200 |
2602 |
XXXXX.自作機22号(Raven Ridge)(2018/08-)
Ryzen により完全復活を遂げたAMD待望のAPUです.製造プロセスは14nm,TDPは65Wに抑えられています.問題は,Microsoftの圧力により(?)Windows7がインストールできなくなった点です.
構成
CPU
AMD
Ryzen 3 2200G
M/B ASUS TUF B350M-PLUS GAMING Case Sharkoon V1000 Window Power Scythe 剛短3(500W) Memory CFD DDR4 SDRAM PC4-19200 (4GB×2) G/B AMD→NVIDIA Radeon Vega 8→GT 730 SSD SanDisk SDSSDH3-250G-J25 (250G)) HDD Hitachi HDS723020BLA642(2000G) HDD WD WD10EADS (1000G) HDD(外付け)
IO DATA
HDJ-UT(1500G:SAMSUNG HD204UI)
HDD(外付け)
ELECOM
ELD-ERT030UBK(3000G:WD WD30EZRZ-00Z5HB0)
Sound Card on board AMD High Definition Audio Device DVD-RW PLEXTOR PX-891SAF Monitor LG E2241V-BN HDBENCH Ver 3.30
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
370595
43633
159795 2063564 801381 1603788 59 Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
17092 16643
4876 1062 544680 544680 39603
安定して動作していましたが,突然再起動後に画面がブラックアウト.原因はM/Bのグラフィックと判断し,PCI のグラフィック・ボードに変更したところ無事画面が復活しました.数値的には寂しいものの,このCPUはWindows11に対応していないこともあり,Windows10が現役の間はこの構成で使用することとしました.
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
295949 |
41803 |
178134 |
2039039 |
801023 |
1605734 |
59 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
4081 |
5224 |
2406 |
362 |
176856 |
363120 |
38149 |
XXXXXI.LaVie (Direct NS)(2019/09-)
割り引きクーポンとおまけに引かれて購入.NVMe-SSDの高速アクセス性能と大容量HDDの組み合わせですが,SSD程の感激は ないものの,ストレスは感じない速度です.
構成
CPU
Intel
Core i5-8250U
M/B NEC NSA182-R (U3E1) Memory CFD DDR4 SDRAM (4GB)+ SO-DIMM 4GB (4GB) G/B Intel UHD Graphics 620 SSHD→SSD Seagate→Crucial ST1000LX015-1U7172 (1000G)→ DVD-RW HL-DT-ST GUE1N Printer Canon TS8130 (red) HDBENCH Ver 3.30
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
212521
949148
327782 632319 553830 993996 59 Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
2629 2748
2706 528 133506 97708 17428 快調に作動していましたが,急に動きが怪しくなり,CrystalDiscInfo でチェックしたところ,健康状態は正常と表示されるもののリードエラーレートとシークエラーレートがとんでもない値に.Seagate のHDD の特性らしく,SeaTool のチェックでも合格と出ましたが,SSHD が期待したほどの速さでないこともあり,SSD に交換しました.
今回のLaVie は,裏蓋を外すだけでHDDやメモリーにアクセスできるので,15分もあればHDDの交換は可能です.
HDBENCH Ver 3.30
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
334357
950437
330342 634623 568882 992767 59 Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
17832 18684
2826 472 541798 407967 15055 体感的にもベンチ的にも満足な結果となりました.SSHD は中途半端な立ち位置で,容量をとるなら HDD,速さをとるなら SSD をお薦めします.
XXXXXII.dynaDesk (DT100/N)(2019/07-)
またもや割り引きクーポンとおまけに引かれて購入. 本体83%引きにモニターのおまけつきでした.特に使う当てはないので すが,Windows11がどんなものかをみるために,Windows11にバージョンアップしました.
構成
CPU |
Intel |
Celeron G4900 |
M/B |
Dynabook |
dynaDesk01 (U3E1) |
Memory |
DDR4-2400(8GB) |
|
G/B |
Intel |
UHD Graphics 610 |
HHD |
TOSHIBA→Crucial |
DT01ACA050 (500G)→CT500MX500 (500G) |
DVD-RW |
PLDS |
DU8AESH |
Monitor |
AOC |
24B1XH/11 |
Printer | Canon | MG6530 |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
132162 |
423395 |
112226 |
293017 |
286207 |
531762 |
75 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
2304 |
2316 |
2156 |
241 |
407967 |
384961 |
42819 |
Windows11 にバージョンアップする際に,HDDをSSDに換装しましたが,この機種はドライバー1本で,HDD,メモリー,電池交換が可能であり,割といじりやすい機種です.
HDD交換の際はLogitecのデュプリケーターがいい仕事をしました.
HDBENCH Ver 3.30
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
219413
950437
330342 634623 568882 992767 59 Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
17832 18684
2826 472 541798 407967 15055 体感的にはベンチ以上の速度の改善が得られ,満足です.
XXXXXIII.自作機23号 (Propus号)(client5)(2022/05-)
余ったパーツで作成しました.ケースはネジ穴の位置ずれやネジ切りの甘さが指摘されていますが,電源も含め,特に問題なく動作しています.また,このケースは裏側配線の仕様のため,見た目もすっきり仕上がります.Athlon II X4 のコアである Propus は,Deneb からL3キャッシュを省いた構造で,メモリコントローラ周りも Deneb と同じ仕様になっています.
構成
CPU |
AMD |
Athlon II X4 640 |
M/B |
ASRock |
880GM-LE |
G/B |
on board | Radeon HD 4250 |
Sound Card | on board | |
Case |
KEIAN |
KX-M01 |
Power | Xingsun | KX-SFX300-M01(300W) |
Memory | A-DATA | DDR3 SDRAM PC3-10600 (4GB×2) |
SSD | Silicon Power | SPJ240GBSS3S55B(240G) |
DVD-RAM | Lite-On | iHAS324 |
Printer | Brother | HL-L2370DN |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
224226 |
426787 |
779018 |
576415 |
361471 |
660582 |
35 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
12246 |
5836 |
10739 |
436 |
233789 |
211569 |
39412 |
XXXXXIV.自作機24号 (Cezanne号)(2023/02-)
Ryzen 5600G はZen 3 アーキテクチャのCPUコアにVega世代のGPUを内蔵したAPUです.6コアでTDPは65Wに抑えられています.
構成
CPU |
AMD |
Ryzen 5 5600G |
M/B |
MSI | PRO B550M-P GEN3 |
G/B |
on board | Radeon HD 4250 |
Sound Card | on board | |
Case |
SilverStone |
FARA H1M |
Power | Thermaltake | Smart BX1(450W) |
Memory | Crucial | DZ2400-H4G (DDR4-3200)(8GB×2) |
SSD | Crucial | CT500MX500SSD1 (500G) |
HDD | TOSHIBA | DT01ACA200(2000G) |
Monitor | LG | E2241V-BN |
Monitor | BenQ | GL2480-JP |
Printer | Canon | MP640→MG7530→TS8130 (white) |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
483840 |
230835 |
233073 |
3145727 |
1102642 |
2543206 |
75 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
5845 |
6281 |
5782 |
1626 |
465454 |
501959 |
57886 |
XXXXXV.OptiPlex 3040(Skylake)(client1)(2023/12-)
Windows7 を走らせる目的で購入.
構成
CPU |
Intel |
Core i5-6500 |
M/B |
DELL |
09N86R |
G/B |
on board | Intel HD Graphics 530 |
Sound Card | on board | |
Power | (240W) | |
Memory | Kingston | DDR3 SDRAM PC3-12800 (4GB) |
SSD | SanDisk | SD8SBAT-128G-1122(120G) |
DVD-ROM | HL-DT-ST | DU90N |
Printer | Canon | MG7530(保管中) |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
248989 |
901705 |
297139 |
616652 |
331468 |
676760 |
37 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
1535 |
1518 |
1610 |
268 |
435744 |
172389 |
28523 |
XXXXXVI.自作機25号 (Godavari号)(2023/12-)
これも余ったパーツで作成しました.A10-7860K はA10 シリーズ初のTDP65Wモデルで,CPU クーラーも新型の Wraith Cooler となり,1600RPM ではほぼ無音です.Godavari は当初 Kaveri Refresh と呼ばれていましたが,数値的にはKaveri を圧倒しています.M/B がMini ITX であり,microATX ケースでもすかすかです.
構成
CPU |
AMD |
A10-7860K |
M/B |
GIGABYTE |
GA-F2A88XN-WIFI |
G/B |
on board | Radeon R7 |
Sound Card | on board | |
Case |
ZALMAN |
T3 PLUS |
Power | 玄人志向 | KRPW-L5-400W/80+(400W) |
Memory | UMAX | DDR3 SDRAM PC3-12800 (4GB×2) |
SSD | SanDisk | SDSSDA-240G-J26(240G) |
SSD | ADATA | SU650 ASU650SS-512GT-R (500G) |
HDBENCH Ver 3.30
ALL |
Integer |
Float |
MemoryR |
MemoryW |
MemoryRW |
DirectDraw |
293045 |
537919 |
648599 |
802917 |
452542 |
906853 |
29 |
Rectangle |
Text |
Ellipse |
BitBlt |
Read |
Write |
Copy |
7763 |
12322 |
12851 |
542 |
383520 |
327156 |
52022 |
XXXXXVII.Lenovo (Mendocino)(2024/04-)
Windows11 を走らせる目的で購入しました.Ryzen 5 7520U は,開発コードネームがMendocino であり,CPUコアにZen 2(4コア/8スレッド),GPUにVega(2CU)というスペックですが,ネットやオフィスソフトなら問題ありません.TN液晶とオンボードメモリーであることが,やや不満点ですが,普段使いに特に問題はありません.
構成
CPU
AMD
Ryzen 5
M/B LENOVO LNVNB161216 Memory CPD LPDDR5(8GB) G/B ATI Radeon 610M SSD Micron MTFDKCD512QFM (512G) Printer Epson PX-M730F HDBENCH Ver 3.30
ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw
559625
684310
353287 1999820 553830 1033113 60 Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
Copy
3748 3969
3862 825 1077894 930908 68209
8ビット時代
NECが1976年8月3日に発売したTK-80から日本のコンピューターの歴史が始まります.CPUはインテルの8080A互換であり,ボードに16進キーボードとLED表示器が付属していました.9月には秋葉原にBit-Innが開設され,NECマイコンクラブも結成されました.
1978年にシャープよりMZ-80K,日立よりベーシックマスターMB-6880が,1979年にはNECよりPC-8001が発売され,8ビット時代が始まりました.
1980年代に入りNECからはPC-8800シリーズ,富士通からはFM-7,シャープからはシャープテレビ事業部が開発したX1シリーズが登場し8ビット時代の全盛期となります.
16ビット時代
NECが1982年発売した16ビットCPUを採用したPC-9800シリーズはその国民機として市場を独占し,わずかにエプソンがPC-9801互換機を販売する程度で,NECの天下が続きました.
32ビット時代
日本語化で苦労していたIBMがJEGAボードによるAX化で,Macintoshが漢字talkで日本語化を達成すると事情が変わってきました.さらにIBMがDOS/Vで,MacintoshがSystem7.1で欧米のPCとの障害を解決したところに,Windowsが登場することで,流れは決定的になります.当初はPC-9800シリーズ対PC互換機という構図でしたが,Windowsという新しいプラットフォームではソフトウェア資産というPC-9800の優位性を保つことはできず,1997年10月23日に自らPC互換機であるPC98-NXシリーズを発売することによりPC-9800は終焉を迎えます.1991年に発売されたWindows3.0は,1995年にWindows95,1998年にWindows98と発展し,2001年にはWindows NTベースのWindows XPが発売されました.
64ビット時代
2003年にAMDがx86の64ビット拡張版であるAMD64を,2004年にインテルがEM64Tを発表し,64ビット時代が到来しました.AMDがIntelを技術的にリードしていた輝かしい時代ですが,その後インテルがPentium 4で巻き返しを図り,Core 2 Duoで一気に優位に立ちました.AMDもこれまでかと思われましたが,Xbox OneとPlayStation4のメイン半導体にAMDが採用され,2014年は新生AMDの転換期となりました. しかしながら,徐々にインテルとの性能差は開き,存続が危ぶまれましたが,新マイクロアーキテクチャーであるZenにより,完全復活を遂げました.
AMDとは
1969年に米国カリフォルニア州で設立されたガレージメーカーで,最初の作品である4ビットMSIシフト・レジスタAm9300の製作時には従業員は25人だったといわれています.1975年にIntelの依頼で,AMD初の8bitCPUである8080A(8080の互換プロセッサ)を発表しました.1984年には16ビットCPUのAm80286(80286の互換プロセッサ)を発表しましたが,これ以後Intelとの関係が微妙になり,特許権をめぐって訴訟にまで発展しました.何 とか勝訴したAMDは1991年に初の32ビットCPUのAm386DXを,1993年にはAm486DXを発表しましたが,1995年のIntelとのクロスライセンス契約ではP6以降のソケットの使用禁止とP5以降のマイクロコードの使用禁止というAMDに不利なものでした.
Kシリーズ
Intel のマイクロコードが使用できなくなったAMDは1996年にオリジナルCPUであるK5を,1997年にはSocket7互換CPUであるK6を発表しました.K6に3DNOW!命令を追加し,FSB100MHzのSuper7に対応したK6-2はSocket7用としては最速のクロックで動作するCPUでした.Intelが対抗策として投入した初代Celeron の失敗によりK6-2は確固たる地位を獲得しましたが,Intel の2次キャッシュを載せた新Celeron Mendocino の投入により,K6の浮動小数点演算能力が低いという弱点が浮き彫りになってしまいました.さらにCeleron の低価格化により,IDT やNational Semiconductor などの互換CPUが市場より撤退し,ここにIntelとADMの一騎打ちという構図ができました.浮動小数点演算能力の低さを補うべく2次キャッシュを載せたK6-3を投入しましたがIntel 優位の情勢は変わらず,AMDもこれまでかと思われました.この苦境を救ったのが開発コードK7と呼ばれたAthlon でした.
Athlon
1999年6月にAMDの独自開発プラットフォームであるSlotAに対応したAthlonが衝撃的にデビューし,x86最速のCPUとなりました.Athlonは整数演算性能,浮動小数点演算性能が共に同クロックのPentiumIIIよりも優れ,クロックも高いことより,高性能CPUとしての地位を確立しました.Intelも発造プロセスを0.18μm化し,高クロック化を狙ったCoppermineを投入し,ここにAMDとIntelの最高速クロック争奪戦が勃発しました.この時点での到達目標である1GHzには,AMDがAthlon 1GHzを3月6日(日本時間3月7日)に発表し,IntelはPentiumIII-1GHzを3月8日(日本時間3月9日)に発表したことにより,僅差でAMDの勝利となりました.AMD初のデュアルコアCPUであるToredoコアではTDPが110Wでしたが,Manchesterコアでは89Wに,Brisbaneコアではプロセスが65nmとなったことにより65Wまで下がっています.KumaはAthlon X2と呼ばれていますが,コアそのものはクアッドコアのPhenom X4と同じで,tolismanのクアッドコアをデュアルコア化したものであり,L3 Cacheを有し,TDPも95Wと高目です.RegorはDenebをデュアルコア化し,L3 Cacheを削除しL2 Cacheを増加させたものでAthlon II X2と呼ばれます.PropusはDenebのL3 Cacheを削除したものでAthlon II X4と,RanaはDenebのL3 Cacheを削除しトリプルコア化したものでAthlon II X3と呼ばれています.
Athlonの歴史
CPU core |
発表 |
Socket Type |
FSB |
プロセス |
L1 Cashe |
L2 Cache |
TDP |
K7 | 1999年06月 | SlotA | 200MHz | 0.25μm | 128KB | オフダイ | |
K75 | 1999年11月 | SlotA | 200MHz | 0.18μm | 128KB | オフダイ | |
Thunderbird | 2000年06月 | SocketA | 266MHz | 0.18μm | 128KB | 256KB | 51W |
Palomino | 2001年10月 | SocketA | 266MHz | 0.18μm | 128KB | 256KB | 66W |
Thoroughbred | 2002年06月 | SocketA | 266MHz | 0.13μm | 128KB | 256KB | 68W |
Barton | 2003年02月 | SocketA | 333MHz | 0.13μm | 128KB | 512KB | 68W |
SledgeHammer | 2003年04月 | Socket940 | 800MHz | 0.13μm | 128KB | 1MB | 89W |
ClawHammer | 2003年09月 | Socket754 | 800MHz | 0.13μm | 128KB | 1MB | 89W |
Thorton | 2003年10月 | SocketA | 266MHz | 0.13μm | 128KB | 256KB | 60W |
Newcastle | 2003年11月 | Socket939 | 1000MHz | 0.13μm | 128KB | 512KB | 89W |
Winchester | 2004年10月 | Socket939 | 1000MHz | 0.09μm | 128KB | 512KB | 67W |
Venice | 2005年04月 | Socket939 | 1000MHz | 0.09μm | 128KB | 512KB | 67W |
San Diego | 2005年04月 | Socket939 | 1000MHz | 0.09μm | 128KB | 1MB | 104W |
Toledo | 2005年05月 | Socket939 | 1000MHz | 0.09μm | 128KB | 1MB | 110W |
Manchester | 2005年08月 | Socket939 | 1000MHz | 0.09μm | 128KB | 512KB | 89W |
Orleans | 2006年05月 | SocketAM2 | 1000MHz | 0.09μm | 128KB | 512KB | 62W |
Windsor | 2006年05月 | SocketAM2 | 1000MHz | 0.09μm | 128KB×2 | 1MB×2 | 65W |
Brisbane | 2006年12月 | SocketAM2 | 1000MHz | 0.065μm | 128KB×2 | 512KB×2 | 45W |
Kuma | 2008年12月 | SocketAM2+ | 1800MHz | 0.065μm | 64KB×2 | 512KB×2 | 95W |
Regor | 2009年06月 | SocketAM3 | 1800MHz | 0.045μm | 64KB×2 | 1M×2 | 45-65W |
Propus | 2009年09月 | SocketAM3 | 1800MHz | 0.045μm | 64KB×2 | 512KB×4 | 65W |
Rena | 2009年09月 | SocketAM3 | 2000MHz | 0.045μm | 64KB×2 | 512KB×3 | 45W |
Phenom
2007年11月に発表されたクアッドコア・モデルですが,2008年4月にトリプルコア・モデルがPhenom X3として登場したため,Phenom X4と命名されました.最初のリビジョンであるB2ではL2キャッシュの不具合によりL3キャッシュ内容が破壊されるというエラッタが検出され,修正版であるリビジョンB3に変更されました.これとともにモデル・ナンバーも変更され,末尾番号50がリビジョンB3を表しています.TolimanはAgenaをトリプルコア化したものでPhenom X3と呼ばれています.2009年1月には45nmプロセスのDenebコアがPhenom II X4として,Denebをトリプルコア化したHekaコアがPhenom II X3として登場し,発熱面で期待できそうです.CallistoはHekaをデュアルコア化したものでPhenom II X2と呼ばれています.
Phenomの歴史
CPU core |
発表 |
Socket Type |
FSB |
プロセス |
L1 Cashe |
L2 Cache |
L3Cache |
TDP |
Agena | 2007年11月 | SocketAM2+ | 2000MHz | 0.065μm | 64KB×4 | 512KB×4 | 2MB | 65-140W |
Toliman | 2008年03月 | SocketAM2+ | 1800MHz | 0.065μm | 64KB×3 | 512KB×3 | 2MB | 65-95W |
Deneb | 2009年01月 | SocketAM3 | 200MHz | 0.045μm | 64KB×4 | 512KB×4 | 6MB | 65-125W |
Heka | 2009年02月 | SocketAM3 | 2000MHz | 0.045μm | 64KB×3 | 512KB×3 | 6MB | 65-95W |
Callisto | 2009年06月 | SocketAM3 | 2000MHz | 0.045μm | 64KB×2 | 512KB×2 | 6MB | 80W |
Thuban | 2010年04月 | SocketAM3 | 2000MHz | 0.045μm | 64KB×6 | 512KB×6 | 6MB | 95/125W |
Zosma | 2011年06月 | SocketAM3 | 2000MHz | 0.045μm | 64KB×4 | 512KB×4 | 6MB | 95W |
FX
新しく開発されたBulldozerを採用したCPUで,世界初の4モジュール8コアプロセッサーとして発売されました.
FXの歴史
CPU core |
発表 |
Socket Type |
プロセス |
L1 Cashe |
L2 Cache |
TDP |
Bulldozer | 2011年11月 | SocketAM3 | 0.032μm | 64KB×4 | 2048KB×4 | 95-140W |
Piledriver | 2012年10月 | SocketAM3 | 0.032μm | 64KB×4 | 2048KB×4 | 95-125W |
ZEN
苦境に陥ったAMDが復活の切り札として発表したCPUで,Athlon 以来のヒット作品となりました.第3世代RyzenはCore i9と互角以上に戦える能力を有しています.
ZENの歴史
CPU core |
発表 |
Socket Type |
プロセス |
L1 Cashe |
L2 Cache |
TDP |
Summit Ridge | 2017年2月 | SocketAM4 | 0.012μm | 128KB×4 | 2048KB×4 | 65-180W |
Pinnacle ridge | 2018年4月 | SocketAM4 | 0.012μm | 128KB×4 | 2048KB×4 | 65-250W |
Matisse | 2019年5月 | SocketAM4 | 0.007μm | 96KB/core | 512KB/core | 65-105W |
Vermeer | 2020年10月 | SocketAM4 | 0.007μm | 64KB/core | 512KB/core | 65-105W |
Fusion
CPUとGPUを合成させた開発コード名で,AMDはこのタイプの製品をAPU(Accelerated Processing Unit)と呼んでいます.TDPの低さから予想されるように,モバイル利用や液晶一体型PCでの利用が想定されています.
APUの歴史
CPU core |
発表 |
Socket Type |
プロセス |
L1 Cashe |
L2 Cache |
TDP |
Ontario | 2011年01月 | SocketFT1 | 0.040μm | 128KB×4 | 512KB×4 | 9W |
Zacate | 2011年01月 | SocketFT1 | 0.040μm | 128KB×3 | 512KB×3 | 18W |
Llano | 2011年07月 | SocketFM1 | 0.032μm | 128KB×2 | 1024KB×2 | 35-100W |
Trinity | 2012年10月 | SocketFM2 | 0.032μm | 128KB×2 | 2048KB×2 | 35-100W |
Kabini | 2013年05月 | SocketAM1 | 0.028μm | 256KB | 2048KB | 9-25W |
Richland | 2013年06月 | SocketFM2 | 0.032μm | 128KB | 1024KB×4 | 65-100W |
Kaveri | 2014年01月 | SocketFM2+ | 0.028μm | 128KB×2 | 1024KB×4 | 95W |
Beema | 2014年04月 | SocketFM2+ | 0.028μm | 128KB | 512KB×4 | 15W |
Godavari | 2015年05月 | SocketFM2+ | 0.028μm | 256KB | 2048KB×2 | 65-95W |
Carrizo | 2015年06月 | SocketFP4 | 0.028μm | 128KB | 512KB×4 | 12-35W |
Stoney Ridge | 2016年06月 | SocketFP4 | 0.028μm | 128KB | 512KB×2 | 10-25W |
Bristol Ridge | 2016年09月 | SocketFP4 | 0.028μm | 128KB | 512KB×4 | 12-45W |
Raven Ridge | 2017年10月 | SocketAM4 | 0.014μm | 256KB | 512KB×8 | 65W |
Picasso | 2019年06月 | SocketAM4 | 0.012μm | 384KB | 512KB/core | 65W |
Renoir | 2020年07月 | SocketAM4 | 0.007μm | 32KB/core | 512KB/core | 65W |
Cezanne | 2021年04月 | SocketAM4 | 0.007μm | 32KB/core | 512KB/core | 65W |
Rembrandt | 2022年01月 | SocketAM4 | 0.007μm | 32KB/core | 512KB/core | 65W |
メモリーについて
DRAM規格 |
モジュール |
チップ |
転送速度(GB/sec) |
SDRAM |
PC 66 |
- |
0.5 |
PC 100 |
- | 0.8 | |
PC 133 |
- | 1.0 | |
DDR SDRAM |
PC 1600 |
DDR-200 |
1.6 |
PC 2100 |
DDR-266 |
2.1 | |
PC 2700 |
DDR-333 |
2.7 | |
PC 3200 |
DDR-400 |
3.2 | |
PC 3700 |
DDR-466 |
3.7 | |
PC 4000 |
DDR-500 |
4.0 | |
PC 4200 |
DDR-533 |
4.3 | |
PC 4400 |
DDR-550 |
4.4 | |
DDR2 SDRAM |
PC2 3200 |
DDR2-400 |
3.2 |
PC2 4200 |
DDR2-533 |
4.3 | |
PC2 5300 |
DDR2-667 |
5.3 | |
PC2 6400 |
DDR2-800 |
6.4 | |
PC2 7200 |
DDR2-900 |
7.2 | |
PC2 8000 |
DDR2-1000 |
8.0 | |
PC2 8500 |
DDR2-1066 |
8.5 | |
PC2 9200 |
DDR2-1150 |
9.2 | |
PC2 9600 |
DDR2-1200 |
9.6 | |
DDR3 SDRAM |
PC3 6400 |
DDR3-800 |
6.4 |
PC3 8500 |
DDR3-1066 |
8.5 | |
PC3 10600 |
DDR3-1333 |
10.7 | |
PC3 12800 |
DDR3-1600 |
12.8 | |
PC3 14400 |
DDR3-1800 |
14.4 | |
PC3 14900 | DDR3-1866 | 14.9 | |
PC3 16000 |
DDR3-2000 |
16.0 | |
PC3 17066 |
DDR3-2133 |
17.1 | |
PC3 19200 |
DDR3-2400 |
19.2 | |
PC3 20000 | DDR3-2500 | 20.0 | |
PC3 21333 | DDR3-2666 | 21.3 | |
PC3 22400 | DDR3-2800 | 22.4 | |
PC3 23464 | DDR3-2933 | 23.5 | |
PC3 24000 |
DDR3-3000 |
24.0 |
|
DDR4 SDRAM |
PC4 12800 | DDR4-1600 | 12.8 |
PC4 14900 | DDR4-1866 | 14.9 | |
PC4 17000 | DDR4-2133 | 17.0 | |
PC4 19200 | DDR4-2400 | 19.2 | |
PC4 21333 | DDR4-2666 | 21.3 | |
PC4 22400 | DDR4-2800 | 22.4 | |
PC4 23466 | DDR4-2933 | 23.4 | |
PC4 24000 | DDR4-3000 | 24.0 | |
PC4 25300 | DDR4-3200 | 25.6 | |
PC4 27200 | DDR4-3400 | 27.2 | |
PC4 28800 | DDR4-3600 | 28.8 | |
PC4 32000 | DDR4-4000 | 32.0 | |
PC4 34100 | DDR4-4266 | 34.1 |
BBに接続したルーター( Aterm WD701CV )にスイッチングHUB(コレガ:FSW-5PM)を接続し,このHUBからLANケーブルでデスクトップ3台を接続.また,このHUBにワイヤレスアクセスポイント(コレガ:WLAP-11 V2)を介してノートパソコンを接続し,Wiiも接続可能でした.また,もう1台のデスクトップには無線LAN USBアダプター(コレガ:USB Stick-11)で接続していますが,IEEE802.11b(11 Mbps)では大きなファイルを転送するのは苦しく,IEEE802.11n Draft 2.0に対応した無線LANルーター(IO:WN-GDN/R2)に変更しました.
このようなネットワークの構成で7台がLANで繋がれています.My Networkでみると下の図のように表示されなかなか壮観です.